『このままじゃ、姉とセックスしてしまう!? 〜あれ、弟よ、いま中でださなかった？〜』は3カ月連続での首位キープ。かなり健闘していて意外とヒット作なのかも。自分は未プレイなのでちょっと気になります。4カ月連続で首位をキープするようならば購入してプレイしてみようかなと思ったりして。

5位には同人作品がランクイン。催眠モノの作品として結構よい出来だったので、催眠モノが好きな人に遊んでもらいたいかな。花嫁を寝取るというシチュエーションに惹かれてか『デュアルフェーズ〜寝取られる花嫁と汚されたウエディングドレス』も注目されていました。

（by 伊織舞也）

巨乳と孕ませモノに人気が集まった月でしたね。この中でお薦めは『擬態催眠』かな。ボリュームたっぷりでかなり楽しめるはずだ。触手にモザイクがかかっているのがちょっと残念だけど、じっくりヒロインを弄ぶ擬態編とフルパワーで犯りまくっていく催眠編の2部構成を味わってほしい。

（by 伊織舞也）

2008年までと比べると凌辱系の作品が減ったなぁ……というランキングですね。規制の強化で凌辱系はもう厳しいのかと思わされる中で発売された『黒獣（クロイヌ）〜気高き聖女は白濁に染まる〜』は「規制強化期間終了したの？」と思わされる鬼畜な凌辱モノで注目を集めました。過剰とも思える自主規制に走る傾向があるエロゲー業界にとって、果敢に限界を見極めようという姿勢は貴重です。個人的には応援したいところ。でも、規制強化の発端となった『レイプレイ』もまだまだアクセス数が多いんですよね。

同人の『和姦催眠 〜幼馴染の彼女は催眠PlayMates〜』が26位にランクインと健闘しています。和姦催眠というキーワードが気になった人が多かったのかもしれません。催眠モノは人気ですからねぇ。

規制強化で触手にモザイクをかけるよう求められた不遇の作品『擬態催眠』も6位と健闘。個人的には触手にモザイクだなんていう過剰なソフ倫の自主規制には危惧を感じているんですが……。エロゲー業界的にはその決断をした人は長期的視点からみてA級戦犯だと思うんだ。過度な自主規制は規制派を勢いづかせるから、触手の次はバイブやローターにも全面的にモザイクかけろとかエスカレートしかねない。いや、隙を見せればそういう要求をしてくるだろう。将来的に18禁なのにパンツアニメぐらいまでに自主規制するなんて冗談のような展開にならないとは言い切れなくなってしまう。でも、とりあえずユーザー側が触手にモザイクのような過剰規制をされた場合に、その作品を即スルーという方向性にはなっていないことには少し安心したかな。即スルーのような状態になると、過度な規制を危惧する人たちからの情報伝達も伝わらなくなっちゃうだろうからね。冷静に情報を集める人が多い間は少なくとも規制派のなすがままにはならないと思われるぶん、まだ希望を持てる……と信じたい。そういう中で『黒獣（クロイヌ）〜気高き聖女は白濁に染まる〜』のようなチャレンジがあったのは、まだ制作する側に気骨がある人たちが残っていることを確認できて嬉しかった。

（by 伊織舞也）