ヴァルプルギス

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異形の天使と戦う魔法少女たちの運命とは？

天使のような姿をした四体の化け物フォーヘイローズは、人間を異形の怪物サーキュラーズに変身させ、人々を襲うように仕向けた。強大な力を持つ彼らに対抗できるのは、魔力を持った少女たちメイガスオーダーしかいない！　しかし、実戦で戦えるほどの魔力を持ったメイガスオーダーの数は少なく、多数の敵を相手に苦戦を強いられていた。主人公の渡瀬連は、メイガスオーダーを育成する教官として、戦務魔道官育成学園キャメロット・マグナに赴任することになる。将来を期待された3人の少女を一人前のメイガスオーダーに育て、サーキュラーズたちを駆逐するのだ！　サーキュラーズたちは、敗北したメイガスオーダーたちを凌辱する習性がある。手塩に掛けた教え子たちが敗北しないよう、きっちりサポートしよう。

©KAI

本作は、魔法少女たちが邪悪な敵と戦う変身ヒロインものだが、一般的な変身ヒロイン作品とひと味違う仕上がりになっている。よくある定番作品だと、ある日を境に突如変身能力を身につけたヒロインが、その力に戸惑いながらもいきなり実戦で戦うって展開になりがち。しかし、本作は変身できるようになるまでの訓練期間を長めに設定し、ヒロインたちが成長していく姿を丁寧に描いているのねん。主人公が闇の組織の総帥だったり、ヒロインと一緒に最前線で戦うパートナーって作品は多いけど、教官と教え子という関係はちょっと新鮮だね！　ろくに魔法を使えない少女を戦士に育て、彼女たちが戦場に赴く姿をハラハラどきどきしながら見守る。なんか父性を刺激させられる感じで、個人的にはかなりツボにはまりやした。

変身ヒロイン作品の醍醐味ともいえる戦闘は、一本道のシナリオ展開で勝敗は戦う前から決している。プレイヤーが戦い方を指示したり、カードバトル的な戦闘を行う要素はない。ヒロインと一緒に熱い戦いを繰り広げたい人は、ちょっと物足りなく感じるかもしれないね。まぁ、戦闘シーンは凝った作りではないが、最大の見せ場ともいえる敗北Ｈは◎な仕上がりだ。個人的に評価したいのは、Ｈシーンが「ハード」「ノーマル」の2種類から任意に選べる機能。ノーマルでも十分エロいのだが、ハードを選ぶとさらに過激さがアップするのねん。ノーマルＨだと胎内に触手が侵入し、子宮内で暴れてフィニッシュって感じだが、ハードだと子宮から胃袋、そして口へと抜ける触手貫通プレイに変化し、責め方がかなりエグくなる。拙者はもちろんハードの方が好き！

©KAI

しかし、こんな魅力的なハードモードは、すべてのＨシーンに設定されてるワケじゃない。まぁ、主人公とヒロインのラブラブＨに設定されてないのは分かるけど、「ここハード選べないの？」って凌辱Ｈが結構あったのが残念だったなぁ。ハードモードは作品のイチオシ部分になり得る要素だけに、全シーンで採用して欲しかった。あと、両モードが選べるといっても、基本的な絵はノーマルもハードも一緒。CG差分とテキストで変化を与えるだけなので、ビジュアルの新鮮さはあまりない。両モードに専用CGを設け、もっと差別化を図っても良かったのでは？

とまぁ、部分的に不満はあれど、トータルの完成度は十分満足できるレベルだと思う。謎の記憶が徐々に蘇る主人公が、まさかの事態を巻き起こす急転直下のシナリオ展開も面白かったし、Ｈシーンの過激さも合格だ。異形の使徒たちに犯されるメイガスオーダーたちの無惨な姿は、鬼畜ゲー好きのハートをがっちり掴むと思うよ。極太触手を突っ込まれ、妊婦のようなボテ腹にされるシーンが激アツだね。犯されることへの嫌悪感、恐怖などの心理描写が丁寧だったのもポイント高し。変身ヒロイン作品の好きな人にオススメしたい逸品でござる！

   使い方

攻略

Ｈシーンにはハードorノーマルを選べるシーンがあるが、どっちで通過してもエンディングは変わらない。お好きな方で通過してOK。お目当ての女のコを指名し続けると各キャラ個別ルートが確定し、最後の二択でハッピーかバッドかが決定する。

（by イ・ヤン提督）