黒獣（クロイヌ）〜気高き聖女は白濁に染まる〜

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領内の女を全員娼婦へと堕とす奉仕国家が誕生した

© Liquid

オスティア大陸北方の大地にそびえ立つ黒の城にはダークエルフの女王オリガが住んでいた。強大な魔力で黒の城の周辺は不毛の大地と化し、瘴気に満ちて異形の者達が集うようになり「漆黒の女王の国」と恐れられるようになる。そこから南下する魔物たちに対抗すべく、女神の生まれ変わりとされるハイエルフと教会の呼びかけで7つの砦が作られ、魔物の侵攻を防いでいたのだった。数百年の争いを経て女王の力が衰えたことを察知し、防御から攻勢へと打って出ることが決まる。その先陣を任されたのは黒犬傭兵団。そのリーダーである主人公ヴォルトは見事黒の城を攻略したのだが、欲望に任せて自由気ままに生きるべく奉仕国家の建国を宣言する。国中の女たちを娼婦とし、男たちに性的奉仕を行なわせる国家を作るというのだ。そして黒犬傭兵団はこれまでの味方に牙をむき、侵攻を開始したのである。はたしてヴォルトの野望の行方は!?

傭兵団のリーダーで非情で鬼畜なヴォルトが奉仕国家を作っていく過程を描いたフルプライスのおかずゲームが本作だ。タイトルに偽りはなく、7つの砦で象徴となっている高貴な姫や女騎士たちを輪姦・凌辱するシーンが満載。普通ならば手の届かないような女性を汚して堕としていくさまを堪能できる内容といえる。攻略可能なヒロインは9人で、それ以外にもイベントで犯られるサブヒロインが多数登場。属性が合う人にとっては、おかずとしての実用性はかなり高いんじゃないだろうか？

© Liquid

エロのほうはヴォルトがかなりの鬼畜だから、えぐい方法もためらいなく使って精神的にヒロインたちを追い込むシナリオがポイント。ヒロインもそう簡単に屈したりはしないから、ハードな調教をじっくりと楽しむことができるはずだ。輪姦には部下の傭兵だけでなく、傭兵団に味方として加わっているオークやワーウルフなどの魔物も参加する異種姦も多い。ハードな責めを期待している人も安心だ。ただ、ヴォルトが参加しないシーンもあるし、娼婦を養成するという基本設定ゆえに輪姦がほとんどな点はプレイヤーを選ぶかもしれないね。

気になるボリュームのほうは、CGモード枠がオリガ9、クロエ9、アリシア10、プリム10、カグヤ8、マイア9、ルー・ルー8、クラウディア7、セレスティン10、その他25の計105個となっている。回想シーンは、オリガ9、クロエ9、アリシア10、プリム10、カグヤ8、マイア8、ルー・ルー8、クラウディア7、セレスティン10、その他12の計91種類と、なかなかのボリュームだ。シナリオは各ヒロインを捕らえるための砦攻略編と、後半のヒロイン奉仕編で構成されているが、基本的に一本道で進んで行く。そのため、難易度も低めでエロを堪能することに集中できることだろう。一応、各ヒロインは以下のような感じだ。

ダークエルフの女王オリガはプライドが高く、人間など虫けら以下の存在と思っていた。そんなオリガは下賤な人間にさまざまな凌辱を繰り返されてプライドをズタズタにされていく。気高き孤高の女王がジワジワと牝奴隷へと堕とされていくシナリオを楽しむことができることだろう。捕らえられたときに最後の力を使って不妊の魔法を掛けているが、それも破られて孕まされてしまうことに……？

オリガに忠誠を誓う側近のクロエはダークエルフと人間のハーフ。オリガに拾われるまでは性奴隷として人間に飼われていたため、人間を心の底から嫌っている。気が強いが身体は奴隷時代の快楽を覚えていて、犯されるたびに心と身体の剥離に悩まされるわけだ。女王への忠誠心はかなり高く忠義を尽くそうとするが、奉仕国家へかつての主人が現れる。クロエは再び地獄へと引き戻されるのか!?

アリシアは名門貴族の一人娘で、臣下の者たちから慕われていた姫騎士。性的な知識に乏しいお嬢様が繰り返される輪姦で快楽を覚えさせられるわけだ。民や従妹プリムのために強靱な意志で心までは堕とされないようがんばるが、破格な安値で下級娼婦のように扱われたり、壁の穴から突き出される肉棒に奉仕させられるといった調教を受けることになる。

内気で可憐なお嬢様のプリムは箱入り娘でマスコット的存在だった。豚人族の商人に気に入られている。そんなプリムは調教を受けて奉仕する悦びに目ざめてしまう。姉として慕っている大好きなアリシアに大人扱いされないことを不満に思う心につけ込まれて、アリシアと一緒に奉仕をさせられて心の奥底に眠っていた願望を引き出される！

カミを仰ぐ巫女集団の長であるカグヤは、カミのことがなによりも大事。男を狂わせる魔性の尻穴を持っていて、そのカミ専用の尻穴を守ろうとあがくことになる。カミを超える蟲を作り出したいと考えている主人公の仲間の蟲使いにその身体を狙われ、調教により堕とされて母体とさせられる……。アナルが多めで、鬼や触手蟲とのＨもみどころだ。

面倒見のよい姐御肌の性格の持ち主マイアは腕の立つ女傭兵。黒犬傭兵団の傭兵たちに人気があるだけでなく、キモい金持ちのボンボンに惚れられていて娼婦として買われてしまう。また、主人公に対して淡い想いを持っているがゆえに逃げずに酷い目にあう……。

ルー・ルーは喜怒哀楽と忙しくて騒々しいハーフリングの長。ヴォルトの調教によって、その小柄な身体を嬲られることになる。蟲の産卵のために母体とされるし、トロルやミノタウロスの巨根で責められ、トドメとばかりにさらに凶悪なモノを挿れられちゃうハードな責め苦を味わう悲劇の姫を見ることができる。

貞淑な人妻のクラウディアはセレスティンの護衛も務める聖騎士団長。夫婦仲は良好だが、義父グラーヴ将軍にその身体を狙われている。主人公は息子の嫁を孕ませようと目論んでいるグラーヴを利用して、クラウディアを堕とすべく調教を行なっていくぞ。

女神の生まれ変わりとされているハイエルフのセレスティン。主人公は彼女を敬愛している民がセレスティンを娼婦として抱きやすくするべく、魔物に凌辱させるなどして民の意識を変えてしまう。そしてセレスティンを民のために奉仕する存在へと堕としていくのだ。

ほかにも犯られ役として、村娘、シスター、侍女、巫女、令嬢、ヒロインの部下たちなどが登場し、抗うことのできない絶望的凌辱を受けるさまが描かれていてGoodだ。エロスを追求してきっちり作られたエロゲーという印象を受けた。ボリュームと実用性が良好だから、凌辱・ぶっかけ・輪姦モノが好みであれば買っておいて損はないんじゃないかと思う。嫌で嫌で仕方がないのに逆らうことができず、娼婦としての生活を強いられるヒロインってシチュエーションをたっぷりと味わえるもんね。調教の末にヒロインたちが立派な牝奴隷へと作りかえられてしまうのが素晴らしい。というわけで、属性があう鬼畜な人には本作はお薦めを最大の☆☆☆☆☆としたい。属性があわない人は−1して考えてちょ。鬼畜な主人公が最後まで日和ったりせず欲望に忠実に驀進する作品を求めている人はぜひプレイを！　あ、でも一部にフタナリがあるから苦手な人は注意してね。

   使い方

攻略

各砦のヒロインを誰に引き渡すかでCGとシーンが分岐し、懲罰で誰を選ぶかでエンディングが分岐している。懲罰は2回とも同じヒロインを選ばないとヒロイン個別エンディングを迎えることができない。

（by 伊織舞也）