アイドル★ハーレム

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主人公が女装してグラビアアイドルに！

©unicorn-a ArkShell

グラビアアイドルの姉を持つ主人公は、姉の矢吹由貴に事件が起ったと聞かされ、撮影現場である南海の孤島に向かった。そこで主人公を待っていたのは、こんがりと日焼けした由貴だった。日焼けをして撮影ができなくなった由貴は、容姿がそっくりな弟を身代わりにしようとしていたのだった。哀れ、主人公は女装をさせられ、グラビアアイドルとして、仕事をすることになってしまうが!?

このゲームをプレイして、一番感じたことは、この作品はメチャクチャにプレイヤーを選ぶなぁ、ということ。まず、女装主人公であるということ。一般的に女装主人公のゲームの場合は、その主人公はしっかりした性格のキャラクターが多い。ところが、このゲームの主人公は女のコ以上に女のコらしい性格の持ち主。容姿に関しても、ラテックス製の胸をつけられ、性器も皮下脂肪内に押し込まれてしまっているため、服を脱いでも見た目は完全に女のコ。というわけで、雰囲気的には女装モノというよりは、レズモノや性転換モノに近いかな。

次にこのゲームのヒロインは揃いも揃ってドＳな性格のキャラクターばかり。その上、主人公は優柔不断でドＭな性格ときているものだから、Ｈシーンは主人公受けのものがメインとなっている。主人公がいじめられて感じてしまうというシチュエーションのＨシーンが多いので、この点も好みが分れてしまいそうだ。一応、主人公が責めるシーンもあるにはあるけど、それも結局最後は立場が逆転してヒロインに責められてしまうので、やっぱり基本は主人公受け。と言うわけで、プレイヤーにもＭ属性が要求されるゲームだろうね。とりあえず、主人公受けのＨシーンがダメという人にとっては、地雷となってしまうので注意が必要だ。

©unicorn-a ArkShell

かなりアクの強いゲームではあるんだけど、こうした点をクリアできればヌキゲーとして使える作品だと思う。特にゲームが進行するに従って過激になっていく水着はエロくていい感じだ。ヒロインがグラビアアイドルということで、最初から露出度の高い水着姿で登場することが多いんだけど、それがさらに過激になり、最後は水着というよりは単なるヒモになってしまうのは、エロ水着好きには堪らんですな。Ｈの最中でも水着を脱がず、半脱ぎ状態のままイベントが進むのは、分かってるなぁと思う。

もう1つ、Ｈシーンでポイントなるのが、ハーレムだろう。ハーレムをウリにしたゲームというのは他にもあるけど、そうしたゲームであってもハーレムイベントは最後に取って付けたようにあるだけ、という作品が少なくない。だけど、この『アイドル★ハーレム』のＨシーンは、3Pがデフォルト。ヒロインが1人しか絡まないＨシーンは、3Pに至るまでのストーリー的な辻褄を合わせるためのものと考えていい。もちろん、5人のヒロイン全員が参加する6Pイベントもしっかり用意されていて、『アイドル★ハーレム』というタイトルに偽りなし、だ。

このゲームを楽しめるかどうかは、ちょっとばかり特殊な女装主人公を受け入れられるか、主人公受けのＨシーンを受け入れられるかという2点にかかっていると言ってもいいだろう。この2点を受け入れられないならば、このゲームは回避すべき。逆にこの2点がOKならば、ヌキゲーとして楽しめるだろう。特にエロ水着好きにはオススメだ。ところで、パッケージや公式サイトの作品紹介ページのトップで使われてているCGはなんとかならなかったんだろうか？　数あるCGの中から特に出来の悪いものを選んだとしか思えないんだけど。ゲーム中で使われているCGはここまで悪くないんだけどなぁ……。

   使い方

攻略

初回プレイで攻略できるのは矢吹由貴、島崎夏織、宮前珠莉、藤井藍香の4人。2番目の選択肢でルートが分岐するので、そこでセーブをしておこう。この4人をクリアすると、涼江美夜ルートとハーレムルートがプレイできるようになる。

（by Suno）