イキジゴク

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催眠術を使って3人の女を凌辱

©スタジオカメ

主人公・狩谷弘は医師という立場を利用して、女性患者を凌辱していた。ところが、完璧に証拠隠滅をしていたはずなのに悪事が露見。警察には通報されなかったものの、医師会を追放されてしまう……。それから1年。逮捕されるリスクをなくすため独学で催眠術を身につけた彼は、3人の女たちに目をつけ、狙い始めるが？

催眠術を使ってヒロインたちを凌辱していくという、催眠モノとしては定番のストーリー展開の作品ですな。催眠モノというと催眠術が無敵のツールになっていることが多いけど、本作は催眠術のかけ方にいくつかのパターンがあって、正しいやり方を選ばないとストーリーが進まなくなってしまう。これが本作のゲーム性の部分でもあるんだけど、選択肢は二択だし、間違えると即バッドエンドというわけでもないので、難易度はそれほど高くはないかな。

ストーリー面では、キャリアウーマンの筒井沙耶香は性感を高める催眠術、学生の藤川麗乃には主人公をご主人様と認識させる催眠術、看護師の江草優美には主人公を恋人と思い込ませる催眠術と、ヒロインによって催眠の内容が違うのが面白い。個人的には沙耶香のパターンが一番面白かったかな。主人公の催眠術に抵抗しようとするんだけど、性欲を抑えきれなくなって自らセックスを望んでしまうというのが、物語的に面白いかな、と。

©スタジオカメ

ただ、複数のエンディングが用意されている割に、エンディングの内容がどれもあまり代わり映えしないのはイマイチ。どのキャラの個別エンドも似たような内容だし、3Pエンドやハーレムエンドでも単に人数が増えただけで、変化が感じられないんだよね。これだったらエンディングの数は減らしても良いから、内容にもっと変化をつけて欲しかった。さらにいえば、シナリオのボリュームが少なすぎるもの問題。本作は価格帯でいえばミドルプライスなわけだけど、シナリオのボリュームは低価格ソフトと大差ない。本作は基本的にヌキゲーだから壮大な物語を期待しているわけじゃないけど、価格に見合うだけのボリュームは欲しかったね。

ＨシーンについてはCGが差分抜きで40枚、イベントは23あるので、価格相応といったところか。ただ、内容的にはちょっとばかり変化に乏しい。普通にフェラやパイズリをさせて本番という流れのものがほとんどなので、最初のワンプレイはともかく、2回目のプレイからは少々ダレてしまう。せっかく主人公が元医者という設定なのだから、医療器具などを使った特殊なプレイを増やしても良かったんじゃないだろうか。また、Ｈシーンは全体的に尺が短めなのも物足りないところだ。イベントのシチュエーションはオーソドックスでも描写が濃ければ満足度が上がるものだけど、あっさりと射精して終わりになってしまうので、プレイしていて不完全燃焼になってしまうんだよね。

全体的にボリューム不足で、ルートによるシナリオの変化に乏しいということで、オススメ度は☆2つ。せっかくキャラによって催眠の内容を変えたのだから、その内容に合わせてイベントにも変化をつければもっと面白くなったんじゃないかと思うので、ちょっともったいない作品だったかな。

   使い方

攻略

目的のキャラのみを追いかければ個別エンド、2人のキャラのイベントを3回ずつ見れば3Pエンド、全キャラのイベントを2回ずつ見ればハーレムエンドとなる。催眠方法を間違えるとイベントが進行しないので、間違えないようにプレイしよう。

（by Suno）