性処理くらぶ2〜コスって伸びる新人教育〜

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恋人の部下の新人風俗嬢を教育

風俗嬢・花音とつきあい始めた主人公は、彼女がオーナーを務めることとなった風俗店・ズリッ娘クラブへやってきた。花音から呼び出されたからやってきたのだが、待っていたのは新人風俗嬢・杏美。主人公は新人の講習のために呼び出されたのだった。花音とすれ違うことが多くなっていた主人公は、しだいに杏美に惹かれていくが……。

©スワンマニア

本作は2010年2月に発売された『性処理くらぶ 〜いっぱいヌいてあげる♪〜』の続編。前作のヒロインである花音はズリッ娘クラブのオーナーに出世して、接客をすることはなくなっているという設定だ。主人公の恋人でありヒロインでもあった花音が風俗嬢として客を取っているところは見たくないという人が多いだろうから、この設定は正解かな。ただ、本作ではヒロインが花音から杏美にチェンジしていて、強制的に浮気をすることになってしまうので、前作の花音が好きだったという人にはちょっと辛いかもしれない。花音ももちろん登場するのだけど、あくまでちょい役だしね。

そして、ゲーム的には前作とほぼ同じで、店に行き9種類のシチュエーションの中から好きなものを選んでいくというシステムだ。Ｈシーンの中で選択肢が出てきて、それに正解するとオプションをつけることが可能になり、Ｈシーンに変化をつけることも可能だ。日常生活の描写などはほとんど無く、テンポ良くＨシーンが出てくるので、ヌキゲーとしては楽しめるかな。選択可能なシチュエーションは「手コキ」「足コキ」「パイズリ」「全身リップ」「フェラチオ」「69」「オナニー」「素股」「アナル弄り」の9種類だ。好きなものを選ぶと書いたけど、最初に選べるのは「手コキ」と「全身リップ」だけで、あとはゲームの進行に合わせてコマンドが増えていくことになる。少々面倒なシステムではあるんだけど、その分、Ｈシーンのバリエーションが増えているのは嬉しいところかな。

©スワンマニア

ちょっと気になったのが、本作のＨシーンは風俗店（たぶんヘルスという設定じゃないかな）の講習という建前があるため、本番Ｈがゲーム終盤まで出てこないこと。フェラや手コキも良いけど、最後はやっぱり本番がないと物足りないという人は、不完全燃焼になってしまうかもしれない。それから、杏美は処女という設定なのだけど、講習の中で思いっきりバイブを突っ込んでおいて処女といわれても……と思ってしまった。とはいえバイブや指入れなどを排除してしまうとＨシーンのバリエーションが少なくなってしまうしね。この点で処女のヒロインと舞台が風俗店というのは、やや食い合わせが悪かった気もする。前作の花音が純情キャラだったのだから、差別化という意味でも杏美はＨの経験豊富なキャラでも良かったんじゃないだろうか。

気になる点はあったものの、CGは差分抜きで30枚、イベント数は32用意されていて、価格を考えればコストパフォーマンスは悪くない。アニメーションもあってヌキゲーとして使える作品となっているし、ゲーム性もそこそこあって、低価格ソフトとしては頑張っているといえるんじゃないかな。キャラデザインが気に入ったなら、プレイしても損はないだろうね。

   使い方

攻略

公式サイトを見ると選択可能なプレイは「ズリ、コキ系」「フェラ系」「特殊系」の3種類に分類できることが分かるはず。エンディングはこの3種類のうち、どれをメインに実行していくかで分岐するシステムになっている。ただし、「特殊系」だけは1回のプレイでは最後まで見ることができないので、セーブ＆ロードで回収する必要があるぞ。

（by Suno）