孕ませて青龍君！〜仁義なき女の闘い〜

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優秀な格闘家の遺伝子を残すために子種を提供!?

©Lilith

四ッ神流四家は、青龍、朱雀、白虎、玄武の力を代々受け継ぎ、優れた武闘家を輩出していた。しかし、長い時の流れと共に一族の血は徐々に薄まり、玄武家にいたっては玄武の力を持つ子供が生まれなくなってしまった。危機的状況を迎え青龍、朱雀、白虎の三家は、四ッ神流同士で婚姻を結ぶという対策を講じ、主人公の青龍東悟は朱雀家の夏姫と白虎家の秋葉を孕ませる使命を負わされてしまう。夏姫と秋葉は一族の運命と女のプライドを賭け、東悟の子種を我先にと争い求めてくるのだが……。はたして、東悟が孕ませる相手とは？

まずは低価格ソフトというこで、ボリュームチェックからいきまひょか。基本CGが36枚、回想14シーンという内容は、十分満足できるレベルだと思う。ただちょっと残念なのが画面の表示設定に問題があること。ウィンドウモードだと800×600で綺麗に表示されるのだが、フルスクリーンにするとキャラの輪郭が図太くなり、かなりジャギーが目立つのねん。いつものリリス作品ではフルスクリーン化しても結構キレイなのだが、本作の場合は輪郭がガタガタ、色味もザラザラでかなり厳しい。環境によって発生するある種のバグかと思い検証したら、XP環境であればグラフィックカードのメーカーを問わずに正常表示され、Vista環境だと汚くなり易い傾向があるようだ。ウィンドウモードでしかプレイしない人は問題ないけど、拙者のようにフルスクリーン表示を基本スタイルにしてるVistaユーザーは注意が必要かも。せっかくCG枚数で頑張っているのに、この表示問題が足を引っ張り★1個減点だ。

©Lilith

さて、ゲーム内容の方だけど、二人の美女に「孕ませて」と迫られる展開の物語で、こういうモテモテな設定は結構好き。四ッ神流四家の秘密や、武闘大会のくだりも丁寧に描写してるので、ストーリーそのものも楽しめる構成だ。低価格ソフトのラブコメとしては、かなり頑張っていると思う。ただ、ちょっと残念なのは、タイトルに「孕ませて」という表記があるのだが、Ｈシーンはわりとオーソドックスなスタイル。たしかにヒロインが「孕ませてぇ〜」と淫語を交え連呼してくれるのだが、Ｈして武闘大会が終了すると妊娠期間をすっ飛ばし出産ハッピーエンドになっちゃうのねん。孕ませを謳うのであれば、腹ボテＨや母乳搾乳プレイを描いてもいいのではなかろうか？　また、中出し時のカットイン画像も、すべて外から見た視点で胎内断面図が無かった。孕ませを意識させるならば、受精の瞬間を見せる方が盛り上がったと思う。

というワケで、フルスクリーンのCG表示に難があることと、中出しへのこだわりが淡泊だったため、個人的には★2個という低めの評価になってしまった。が、ウィンドウ表示で遊ぶなら、★3個は十分あると思うよ。主人公を奪い合うヒロインたちが、嫉妬に狂う姿はコミカルでカワイイし、道着を着用したＨは某格闘ゲームのキャラっぽくて盛り上がるしね。スク水やウェイトレス姿のＨもあるので、コスプレ好きは結構満足できると思うよ。まぁ、ブラックリリスとは違うほのぼのコンセプトのゲームなので、エロの特濃さはイマイチな面はあるけどね。ドラマチックなストーリー性は評価に値する出来映えなので、テキスト重視派の人にオススメっす。

   使い方

攻略

分岐条件は簡単だ。一人で行動するとバッドエンド的な玄武ルートに入っちゃうので、夏姫か秋葉に狙いを絞って行動すればOK！

（by イ・ヤン提督）