淫辱スタジオ最終テイク〜薄汚ねえシンデレラ

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生意気な若手声優を奴隷調教

©黒雛

容姿には恵まれたが、声優としての才能はなく、傲慢な態度を取ることから評判の良くなかった若手声優・柏原恵美莉。ところが、彼女の後ろ盾となっていた父親の経営する声優プロダクションが倒産。父親とその妻は失踪し、恵美莉だけが残されたのだ。それに目を付けたゲーム・ディレクターの主人公は、逆らうことのできない恵美莉に奴隷調教を行っていく。

『淫辱スタジオ』シリーズの完結編となる作品。完結編と言っても、このシリーズは1作ごとにキャラクターを一新して、完全に独立した作りになっているので、シリーズということを意識する必要はないけどね。声優を調教するというコンセプト、調教対象が若手声優とベテラン声優の2人という部分はこれまでと共通だ。

ストーリーは非常にシンプルで、これまで父親のコネで仕事をしてきた、生意気な声優を陵辱するというだけのもの。それ以上でも以下でもない。当然のことながら、物語性を重視するプレイヤーには物足りないだろう。ただ、エロを見せるという点に注目するなら、キャラのバックボーンなどの余計なものがない分だけＨシーンに集中できるというメリットもある。主人公とヒロインの間に愛が芽生えるなどという展開はまったくなくて、ひたすら陵辱シーンの連続というのも含めて、コンセプトがハッキリしている作品と言えるかな。キャラクター的には、完全に恵美莉がメイン。もう1人の声優である氷室小夜子は既に調教済みのキャラなので、出番は少なめだ。調教シーンも恵美莉との3Pが中心になるので、小夜子が好みという人は注意した方がいいかも。

©黒雛

肝心のエロはどうかというと、これはかなり満足できる内容だった。緊縛、輪姦、レズ、獣姦、露出、アナルと陵辱のバリエーションは非常に豊富だし、それぞれのイベントの尺も長い。コスプレＨや孕ませなどもあるので、そうしたプレイが好きな人にもオススメできる。ちょっと残念だったのが、恵美莉が堕ちるのが早いということ。Ｈが始まるまでは口で色々なことを言うんだけど、いざＨが始まってしまうと簡単に感じ始めて大人しくなってしまう。ヒロインが感じるのは良いんだけど、大人しくなるのが早すぎて、調教しているという雰囲気が希薄になってしまった。もうちょっと抵抗してくれた方が楽しめたかもしれない。

この『淫辱スタジオ最終テイク』でシリーズは完結となるわけだけど、まさに完結編にふさわしい内容を持った作品というのが、プレイを終わっての感想。単純にCG枚数を数えても差分抜きで41枚、イベント数は21と、十分なボリュームがあるし、ゲーム性という部分でもしっかりと分岐が用意され、低価格ソフトのレベルを超えていると言っても良いと思う。コストパフォーマンスを考えれば、十分以上に満足できるものだろう。というわけでオススメ度は☆4つ。陵辱ものが好きならプレイして損ナシ。完結編ということで、どうせならこれまでのシリーズで登場した全キャラが出てくるグランドエンド的なものがあっても良かったと思うけど、それはさすがに贅沢というものかな。

   使い方

攻略

どんな調教をするかは三択となっているけど、どれを選ぶかでエンディングが分岐するようになっている。快楽、羞恥心を選ぶとそれぞれに応じたエンディングとなり、中途半端な選択をした場合もそれに応じたエンディングとなる。倒錯を選ぶと小夜子を絡めたハーレムエンドのフラグが立つ。また、中出しを続けると孕ませエンドとなるので、こちらのパターンも回収しておくこと。

（by Suno）