鬼畜の里〜淫乱義母とヤンデレ妹〜

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若く美しい魅惑の義母に誘惑されて……

父の死をきっかけに、10年ぶりに帰郷した幸一は、義理の母理緒と連れ子の亜由と再会を果たした。昔と変わらぬ美貌を誇る義母にドキドキしていると、なんと理緒の方から猛烈なアプローチが！　清楚で美しい義母の乱れように、一瞬戸惑う幸一だったが、理緒の魅力に抗えず彼女を抱いてしまった。理緒の真意も知らずに……。そして、その現場を見てしまった義妹の亜由。はたして、幸一たち家族はどのような結末を迎えるのだろうか？

まずは低価格ソフトなので、ボリュームからチェックからいきまっしょい。差分なしのCGが24枚、回想20シーンという構成は、ちょっとボリューム不足に感じるね。1980円クラスのゲームなら合格といった感じだが、2480円なら30枚の大台は目指してほしかったな。エンディングも4種類あるけど、ストーリーの尺が全体に短めなので、テキストをガッツリ読みたい派の人は消化不良に感じるかも。

©DMM

さて、本作をプレイして一番始めに気になったのは、環境設定に音量調整機能がないこと。拙者はBGMを小さくし、キャラの音声を大きめ、効果音を中ぐらいでプレイする主義なので、音源ごとの音量調整ができなかったのはマイナスポイントだ。テキストを読み進めるとき、セリフの音声が即キャンセルされるならさほど問題ないのだが、残念ながら本作は音声キャンセルが有効ではない。眼から読み取る文字情報と同時に、聴覚からセリフの情報が流れ込んでくるので集中しづらかった。また、クライマックスのＨシーンで、主題歌が流れてくる演出も好きになれなかったッス。萌えゲーのラストに美声が響くならそれなりに盛り上がるが、凌辱シーンの真っ最中に主題歌が流れても違和感ありまくり。音源ごとの音量調整ができないため、結果的に歌も喘ぎ声も聞き取りにくかった。個人的には凌辱ゲーに主題歌はいらないので、その歌を仕上げる予算分をCG増量に費やした方が正解だと思う。

ゲーム本編の出来映えだが、原画がイケてるのでＨシーンはオカズとして十分使えるレベルにある。しかし、タイトルから連想するほどの鬼畜さは感じられないかなぁ。亡き父親から受け継いだ鬼畜な性癖に目覚めたかと思いきや、軽くＨしてエンディングへ。もう少し鬼畜な雰囲気がビシバシ伝わってくるＨを盛り込み、背徳感やダークな感じを演出してくれないと……。正直、尻つぼみな感じは否めない。SM調教が思い出の中で語られる1シーンだけでは、タイトルロゴに絡みつく縄のデザインは空振り気味だよね。まぁ、低価格ソフトではストーリーの尺が短くなりがちで、ディープなテーマを深く掘り下げるには不向きという前提があるので、「まぁこのレベルでも十分かな」って納得できなくはない。拙者は音響的な問題から感情移入しきれず低い評価になってしまったが、そういう部分が気にならない人は普通に楽しめるんじゃないかな？　緊縛シーンが少ないので、ドＳなプレイヤーはご注意を。

   使い方

攻略

エンディングは4種類あるが、選択肢は少なめなので分岐は難しくない。一応表を掲載しておきやす。

（by イ・ヤン提督）