ぶっかけ!!2〜りみちゃんチャコちゃんミルクまみれ〜

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2人の女のコに迫られる大変な生活の始まりだ！

家がお隣同士で幼なじみの彼女りみと恋人気分を味わっていた主人公の健輔は、向かいに引っ越してきた年下の久子（チャコ）から熱烈な求愛をされた。ラブコメでお約束ともいえる優柔不断な主人公健輔は、どちらかを選ぶことができないのだった。実力を行使して独占すべく女同士の熾烈な戦い……。健輔を2人の女が奪い合う三角関係の始まりである。女の魅力で戦う2人が競うのはエロエロなことばかり。はたして主人公はどのような運命を辿るのだろうか？

© もーにんぐ

2人の女性に迫られる『ぶっかけ!!』シリーズの第2弾となる作品だ。前作は年上の先輩に逆レイプされるというものだったが、今回は幼なじみの彼女との間に後輩が入り込んで略奪愛を目指しているというシチュエーションとなる。主人公よりも1カ月早く生まれたりみは、お姉さんとして優柔不断な健輔をこれまで手懐けていて、Ｈも最後までは行っていないが恋人として過ごしていたようだ。割りこんでくる久子のほうは、朝食のパンをくわえて家を飛び出したところで健輔とぶつかり、倒れた弾みでキスするというお約束を済ませたヒロインで、これまた王道を行く幼い頃にあっていて結婚の約束をしていたというもの。お互いに譲れぬ女同士の戦いが繰り広げられるわけだね。

本編の冒頭では、年上のりみは「おばさん」「使い古し」とかチャコにいわれているが、実は見栄を張っていて処女であることを隠しながら競っている。2人とも処女ゆえに思い込みの歪んだ知識でルールを決めていて「それは勝負にならんだろう？」みたいなツッコミを入れたくなる。勝負というわけだから2人に1回ずつ抜かれ、優柔不断で決められないから2人が競って責めてきてさらに抜かれる搾り取られまくりというのがしばらくは続く。エロ勝負以外にもお約束で2人ぶんの弁当を食べさせられるお約束も（テキストのみだが）あるのでコメディ好きに向いている作品かな。クラスメイトがドン引きするような素晴らしい昼食タイムを見せてくれることだろう。

© もーにんぐ

ヒロインがどちらも処女のまま奉仕で進んでいくのがもどかしいが、前作の主人公が絶倫になったあの不味いドリンクが登場してから主人公が弾けていく。逆レイプは終わって「これから！　ずっと！　オレの・タぁーーーーーーンっっ！」と叫んで反撃開始。今回も前作同様に絶倫パワーでブイブイいわせていく展開が待ち受けているぞ。前作と異なり、絶倫化してから2人の処女を奪っているのが見どころか。処女を失ったばかりの2人を従順になるまで何度も犯っていくのが素晴らしいね。テキストはもうちょっとそのあたりに力を入れて描写してほしかった気もするが、おかずだと長すぎても微妙だから勢いで2人とも蹂躙するにはこの程度がよいのかもしれない。ラストのほうでりみとチャコも不味いドリンクを飲んじゃって大変なことになるのが面白い。ただ、前半で焦らされまくっただけに、怒濤の反撃からエンディングへ進んだ段階で「もう終わり？」と感じる人もいるんじゃないかという気がするかな。

ゲームシステムのほうは快適にプレイできるだけのものを備えているので安心して大丈夫だ。設定画面がボイス、BGM、効果音は右のほうが最大になっているが、メッセージ速度は左が最速というのはやや違和感を感じた。どちらがどういう設定なのか画面に表示されていない作品と異なり、本作はしっかり表示があるので問題はないだろう。なお、ボリュームのほうだが、CGモード枠は35個で回想はりみ7種類、チャコ7種類、ハーレム（りみ＆チャコ）6種類の合計20種類となっている。前作よりもボリュームダウンをしている点が残念だ。ぶっかけのミルクはだいぶ増量されていたように感じたけどね。

白濁まみれのぶっかけが好きという人にお薦めしたい作品かな。ただし、この作品は前半の責められっぱなしの焦らし部分をどう感じるかで作品に対する印象が大きく変わってくるだろう。後半に始まる怒濤の反撃とのギャップが楽しめる人もいれば、前半がおかずにならなくて困るって人もいると思うからね。焦らされすぎだと感じた自分はお薦めが1つ減って☆☆になってしまいましたが、「焦らされるのもまたいい」という人は＋1してもよいかも？

   使い方

攻略

序盤にどちらの処女を先に奪うかでシーンが分岐しているが、エンディングは1つのようだ。少なくとも序盤の該当部分の分岐を回収すれば、エンディングを見るだけでCGも回想も100％になった。最初の選択肢の出現までが案外長いため、そこでセーブしておくとよいかもしれません。

（by 天城螢）