機動娼艦ヴィクトワール

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女は皆奴隷に堕としてしまえ！

国際連邦ヨーロッパ共和国ドイツ州の1つだったコロニー「ニュー・ケーニヒスブルク」は独立を目論む。圧倒的な国力の差をものともせず5年もの間、戦い続けていたがついに終戦を迎える。政治的取引で受け取ったヴィクトワールを管理下に置いたものの、収容所の所長が出奔してしまった。後任人事に悩んでいたところに、貴族たちのアイドルともいうべきリーザ・バートリー少将が訪れ、彼女の指示で貴族出身のミハイル・ベーレンドルフ大尉が着任することになった。驚くべき手腕でミハイルはヴィクトワールの乗組員を次々と堕としていく……。

© Liquid

『凌辱ゲリラ狩り3』の設定を利用したパラレル的な作品のようだ。キャラの説明が不十分なので、『凌辱ゲリラ狩り3』を未プレイだとヒロインたちがどういうキャラなのかよくわからないんじゃないかと思う。プレイ開始時に説明を受けられるような作りにしておいてほしかったかな。とはいえ、完全におかずゲーなのでキャラの細かい設定を知らなくても使えるだろう。ひたすら輪姦凌辱が続くという作りになっているので、エロ目的ならばこれでもじゅうぶんだ。

凌辱シーンは、ひたすら暴力的に責めていくか、クスリを使って堕としていくかとなっていて、調教対象のキャラは違えどやっている調教内容が単調という印象を受けるかもしれない。また、シーンをつないでいったというような作りになっていて、シナリオの整合性がおかしなところもある。しかも、主人公ミハイルの知らぬところで並行して部下による調教が行なわれているらしく、唐突に堕ちた状態で再登場するキャラがいて戸惑わされた。ほかにも困ったことに、シナリオのテキストは誤字脱字が結構あるのと、キャラ名の取り違えがあったのが痛かったかな。

© Liquid

ゲームシステムのほうは、バックログの反応がちょっと引っかかることがある程度で、それ以外は快適だ。おまけのほうは、CGモードは92枠でシーン回想は63種類となっている。まあ、価格相応のボリュームはあると思って大丈夫だろう。意外とヴィクトワール乗員以外の凌辱シーンも多くあることは覚えておいてほしいかな。

実用性重視のおかずゲーを求めているのであれば候補に入れてよいのではないだろうか。ただ、輪姦凌辱が基本なので、処女を部下に奪わせるなんてのも多いから、そのあたりが好みに合わないと感じる人もいそうではあるけどね。

   使い方

攻略

本作はブロック的シーンをつないだ構成となっており、1つのブロックでは2択の選択肢が3回出現する。上側もしくは下側の選択肢を連続3回選んでいくセットというカタチになるため、ゲーム中の有効な選択肢は実質1/3だと思ってかまわない。それに気付けば攻略は簡単だ。ただし1カ所だけ例外があり、リーザが処女かどうかでシーンが変わる部分があるので、そこだけはセットじゃないプレイで回収してほしい。

（by 天城螢）