学食のおばさん〜母さんの汁の味〜

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男女の関係になってしまった母子の運命は？

©Guilty+

物心つく前に施設に預けられ、実の母の顔を知らないまま育った主人公。大学生となった主人公には気になる女性がいた。その女性は、学食で働くおばさん、逢沢良子。ふとしたきっかけで付き合うことになった主人公と良子だったが、意外な事実が発覚し、2人の運命は大きく狂っていくことに。

物語的には主人公と逢沢良子が実の母子であることが判明して、クライマックスへ……という流れ。主人公と良子が母子であることはストーリーの展開の中で想像がつくし、なにより公式サイトで「母子とは知らず男と女の関係になった、学食のおばさんと訳あり青年の物語」とズバリ書いてあるので、特に意外でもないね。エンディングに関しては特に驚くようなオチのものはないけど、プレイしていて納得できる範囲内のもの。ハッピーエンドもあればアンハッピーエンドもあるけど、いずれにしても母子を強調するようなものだ。

システム面ではGuilty+の前作『癒しん母〜世界で一番好きなひと〜』と同じ。オーソドックスなコマンド選択型AVGで、クイックセーブ、メッセージの既読管理あり。Ｈシーンで乳輪の大きさを変えられる「大乳輪化ボタン」も引き続き搭載されている。ヌキゲーとしては過不足のないシステムで、快適にプレイすることができるはず。古参メーカーのGuiltyだけあって、隙のない作りだね。「大乳輪化ボタン」も乳輪のサイズが変わると言っても、絵のバランスが崩れるところまでは行かないので、プレイしていて違和感はない。ただ、違和感がないだけに存在価値がよく分からない、というのが正直なところかな。まあ、合っても邪魔になるシステムではないから、問題はないんだけど。CGのボリュームは差分抜きで34枚、イベント数は23となっている。低価格ソフトとしてはまずまずのボリュームだし、Ｈシーンはそれなりの尺があるので、物足りなさは感じないだろう。

©Guilty+

さて、ヌキゲーにとって最も重要なＨシーンは、実用性は十分。シチュエーション的にはノーマルなＨが多く、特定のルートで緊縛などが入る程度。基本的に母と息子の歪んだ愛情という感じで、なかなかエロい感じだ。裸エプロンや裸ワイシャツなど、コスプレ的な要素があるのも良い感じだ。この作品に限らずGuilty+のゲーム全般に言えることなんだけど、エロゲーとして使えるギリギリのエロさを持った絵だね。ゲームによってはヒロインのスタイルが現実には絶対にあり得ないようなものだったり、大学生の子供がいる母親なのに10代にしか見えなかったりということがよくあるけど、Guilty+では熟女は熟女なりに崩れた体形になっているのがエロい。このゲームで言えば逢沢良子は40歳という設定になっているわけで、ウエストは肉がついてやや弛んだ感じで胸もややたれ気味。もう1人のヒロインである桜井玖美は32歳という設定なので良子よりは引き締まった感じの体型になっている。もちろん、40歳の熟女を本当にリアルに描いたらプレイヤーが萎えてしまうわけで、プレイしていて萎えないギリギリの線になっているのが上手いなぁと思う。もちろん、ゲームはフィクションなんだから現実にはあり得ないようなスタイルのヒロインで良いじゃないか、という意見もアリだと思うし、プレイヤーによって好みが分かれてしまうところだろうけどね。

熟女モノとしてツボを押さえた作りで、CGが好みに合うならプレイして外すことはないゲームだろう。近親相姦というインモラルな部分に期待しすぎると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれないけど、シナリオ分岐なども低価格ソフトとしてはしっかりとしているので、ゲームとしても楽しめるはずだ。というわけでオススメ度は☆4つ。熟女モノが好きなら是非どうぞ。

   使い方

攻略

エンディングは逢沢良子が2つ、桜井玖美が1つ、ハーレムが1つという内訳。選択肢をチャート以外のものにするとバッドエンドになってしまう。バッドエンドはCGがないのでチャートは掲載していないが、興味があるならいろいろ試してほしい。

（by Suno）