凌辱ゲリラ狩り2

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凌辱される囚われの女闘士たち

社長の娘には小言をいわれ、社長には愛人との戯れの小道具的に扱われている主人公のベンサム。昼は普通の市民をとして溶け込んでいるが、実はレジスタンスの一員なのであった。だがゲリラによる破壊工作に悩まされている国家も、ゲリラを一掃するためにかなりの戦力の国軍を派遣してきたのである。レジスタンスを抜けようと思っていたベンサムは、ゲリラの情報交換の拠点となっているアンナの店を訪れた軍のビクトリオ中尉を尾行することを頼まれてしまう。しかし、尾行していることを中尉に気付かれ、仲間を売ることになってしまった。アンナを売ったことで裏切り者となったベンサムは情報提供者として中尉に期待され、報酬も用意するとまでいわれる。そして仲間を陥れるべく内通者として活躍することになるのだった……。

© Liquid 2004

従来パッケージ版として販売されていた作品のDL版だ。販売価格は販売サイトによって税込か税別か異なっていることに注意してほしい。ゲーム画面が640x480であるが、フルプライスだったソフトが2800円で販売されているわけでゲームのボリュームはたっぷりある。まだ未プレイの人で凌辱や調教が好きな人にお薦めしたい作品だ。

本作のシナリオはレジスタンス側につくか裏切って軍に協力するかで分岐している。プレイ中に2回だけ出現する選択肢でエンディングが確定するというシンプルさで、ストーリーをじっくりと読ませるタイプの作りだ。軍につけば権力をタテにレジスタンスの女や町の女を凌辱・凌辱していく展開、レジスタンスのままならば武闘派リーダーのギリルモに従って活動のための資金を稼ぐために女兵士たちを調教していくことになる。

軍部はすでに事前調査でレジスタンスらしき人物を絞り込んでいて、証拠あるいは証言者を求めているという状態でストーリーが始まる。あっさりと保身のために仲間を売った主人公が気に入られて（利用されて）、レジスタンスのメンバーが狩られていくわけですね。裏切り者と罵られ、その相手を報酬として軍の後押しで蹂躙することができるシーンがあるというのは凌辱好きにたまらない展開かもしれません。元々「己の信念でレジスタンスをやっている」というわけじゃなさそうな設定がよかったんじゃないかと思う。リーダーに不満を持っていたり活動の方針にも主人公とレジスタンス間でずれがある設定ゆえに、感情移入という面ではプレイヤーは裏切っても罪悪感の影響を受けることはなさそう。さすがにちょっとアンナはかわいそうだとは思うけどね。

© 2004 liquid

主人公のベンサムも小心者ながらそれなりの悪知恵が働く悪人だが、ビクトリオ中尉が任務達成の目的のためなら手段は選ばぬというお方で素晴らしい。なにがあっても敵にまわすのだけは避けたいタイプの人といえよう。疑わしきは尋問、疑わしくなくても今後の展開に利用できそうなら冤罪で強制尋問に持ち込むのでありやす。でも、そんな中尉に追従していれば美味しいものにありつけるというわけですね〜。選択肢の選び方次第ではあるが期待した美味しい展開を呼び寄せることも可能。十分鬼畜でエロさという面では不満を感じない。

まあ、ベンサムが最高権力者じゃないから完全フリーという感じでは好き勝手に凌辱できない設定が特徴ですかねぇ。トコトン凌辱したいという人には最高権力者の主人公が蹂躙しまくりというほうが好評を博しそうなんで、王道ゆえに多いそういう設定の作品とは少し差別化を図る意図があったんじゃないかな。ベンサムが途中退場するシナリオではビクトリオ中尉が主人公となって極悪非道ぶりを見せてくれる。

ゲームのシステムはメッセージウィンドウにロード・セーブもなく、かなりシンプルなものとなっている。右クリックして表示されるメニューからセーブを行なうことになるが、この作品の場合はセーブする頻度が高いとは思えないのでそれほど手間ではないと思う。常時CPUの負荷を100％にするので非力なPCだとちょっとつらいかもしれない。なお、CGモードの枠は90カ所、回想は62種類とボリュームがかなりある。

国軍の威を借りて凌辱三昧な生活を堪能する主人公の立場を体験したい人にお薦めだ。囚われの女レジスタンスは兵士たちに輪姦されるので、そういうシチュエーションがお好きな人もぜひ。

   使い方

攻略

選択肢自体は少ないけれど、テキスト量が多いので最初の選択肢が出現した時点でセーブすることをお薦めしたい。どの選択肢もエンディングに影響する重要なものばかりだ。まあ、選択肢が少なすぎるため難易度は低いかな。なお、エンディング名はゲーム中に出てこないため、こちらで適当につけてみたのでその点はご了承願いたい。

（by 天城螢）