めがちゅ！

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女神とＨをして魔王の復活を阻止！

ごく平凡なオタク大学生の主人公の体に、魔王の種が宿ってしまう。種を放置しておけば魔王が覚醒し、世界は滅亡してしまう…。これを阻止するためにやってきたのがファウナ、ヨルズ、レアの女神三姉妹。最初は主人公を殺すつもりだった女神たちだが、主人公の優しさを知り、命を助けることに。そして、魔王化を進行させる「穢れ」を浄化するために、主人公は女神たちとＨをすることになるのだった。

まあなんと言いますか、某漫画のパロディですな。手段のために目的を忘れヘンな薬を作るのが趣味の長女、穏やかで清楚な次女、お子ちゃまで子供扱いされるのが大嫌いな三女と、ヒロインの性格設定もそのまんま。思わず「ああっ女○さまっ」と叫んでしまいたくなるけど、あまり堅苦しいことは言わないのが正解でしょう。ヒロインが3人いた場合、こうした性格設定というのは悪く言えば無難とも言えるけど、言い方を変えれば堅実で外さないものでもあるわけで。実際、ゲームをプレイしていても、役割分担がハッキリしていて無駄のないキャスティングになっているしね。

©フロントウイング

物語の方は女神とＨをしないと主人公が魔王になってしまうという設定を活かして、ゲーム序盤からＨ全開。どのキャラのルートに入ってもＨシーンの連続。イベントはファウナ、ヨルズ、レアの3人は8ずつ、なつきが7となっていて、基本的に和姦がメインでそれぞれのイベントの尺も長め。イベントCGのアングルもいいし、女神服でのＨシーンは全キャラ標準装備と押さえるべきところはしっかりと押さえているという感じ。特にファウナがヨルズにヘンな薬を飲まされて、エロエロモード全開で主人公を言葉責めするイベントなんかはかなりエロい。質、量共に実用性は十分だね。敢えて注文をつけるとすれば、シチュエーションがノーマルなものが多いので、もうちょっと女神の特殊能力を活かした変わったシチュエーションでのＨがあればさらに良かったかも。

エロに関しては文句なしの本作ではあるんだけど、シナリオに関しては少々難あり。というのも、このゲームではファウナが表のメインヒロイン、なつきが裏のメインヒロイン、ヨルズとレアはオマケという扱いだから。ヨルズに至ってはエンディングでの1枚絵のCGすらナシ。シナリオの完成度でもファウナ、なつきのメインヒロイン組とヨルズ、レアのオマケ組とでは完成度にかなりの差が感じられた。ファウナやなつきがお気に入りという人なら問題ないのかもしれないけど、ヨルズやレアが好きという人にとってはちょっと厳しい内容と言えそう。ヨルズやレアもキャラクターとしての魅力は十分あるだけに、このシナリオの弱さはもったいなかった。

そして、最大の不満はハーレムルートが陵辱シナリオになっているという点。もちろん陵辱そのものが悪いと言うつもりはないし、このゲームが陵辱メインの鬼畜ゲームならそれもアリだったと思う。だけど、このゲームは3人の女神様とラブラブエロエロな毎日を送るというのがコンセプトだったんじゃないの？　少なくとも自分はそう理解していたし、ラブラブエロエロを期待してプレイしていた。それが最後の最後でいきなり陵辱シナリオになられても困ってしまう。それよりも同居生活を続けていくうちにヒロインたちが全員主人公を好きになってしまい、ドタバタでエロエロな生活が続いていく…というオチの方が良かったんじゃないかなぁ？

物語的には不満もあったけれど、ゲーム前半のコミカルさ、Ｈシーンの充実度はオススメ度☆3つ。さらに個人的に空中幼彩氏のCGがストライクゾーンど真ん中と言うことで☆1つプラス。トータルでオススメ度は☆4つ。空中幼彩氏のファン、某漫画を読んでいて「エロが無いのは納得いかん！」と思っていた人は是非。

   使い方

攻略

ゲームはごく一般的なコマンド選択型＋キャラ選択型AVGで、特に難しい選択肢もなく、目的のキャラを選び続けていればエンディングに行けるはず。クロトエンドの場合はキャラ選択で選べるのは2回目と5回目だけなので、この2回を外さないように。ただし、クロトエンドを見ることができるのは、2回目のプレイ以降だ。さらにどのキャラのエンディング条件も満たさなかった場合はハーレムエンド。ハーレムエンドも2回目のプレイ以降でなければ見ることはできない。

（by Suno）