ソードアート・マージャン

麻雀でも最強を目指して攻略開始

クラインから始まりの町で脱衣麻雀が流行っているということを聞いたキリト。剣だけでなく麻雀でも強くなりたいキリトは、攻略の合間に麻雀の特訓を始めることになる。女のコが相手の時は脱衣麻雀で勝負をしていくのだが……。

©SPLUSH WAVE

本作はSAO関連のキャラが満載の同人脱衣麻雀だ。イカサマありの2人打ちのストーリー対戦モードと、4人打ちのフリー対戦が用意されている。もちろん脱衣麻雀となるのは対戦相手が女のコの場合のみだ。最初の対戦相手はクライン、エギル、キバオウ、アスナだが、勝ち進んでいくとコボルド・ロードやサチ、シリカ、リズベットたちが追加されていく。SAOを勝ち抜けるとALO、GGO、UWのキャラも順次追加されるといった具合だ。対戦時には3人までキリトを助けるパーティーを組むことができ、その場合にはパーティーを組んだキャラの持っているイカサマ技も使用可能となる。

麻雀の難易度はEASY、NORMAL、HARDがあり、各難易度別に登場キャラ一覧へ撃破済みマークがつくので、それがやり込み要素になっている。ストーリー対戦モードは、イカサマもあるからEASYモードならばそれほどクリアするのは難しくない。なにしろ開始時の持ち点が有利なのだから。ただ、NORMAL以上になると序盤の難易度は急に高くなる。2人打ち麻雀だから場に出る牌が少なく、上がりにくいのに敵のイカサマ技が炸裂するためだ。まあ、CGとシーンの回収はEASYモードでクリアした時点でコンプリートとなるので、気楽に遊びたい人でも大丈夫なり。

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イカサマ技はそれっぽいネーミングで多数用意されていて、どうやら200種類近くあるようだ。技とは別に数多く用意されている武器や防具で配牌や引きの運を高めたり、持ち点を増やすことも可能。エギルの店やリズベットの店を利用する以外にも、探索に出て集めたりできる。アイテム収集率もセーブデータに表示されるから、アイテムもコンプリートを目指す場合にはかなりの時間がかかりそうだ。なお、勝負にトドメを刺した時に主人公がリーチスキルを使っていると、ラストアタックボーナスでアイテムが手に入る。最後の勝負となりそうな局ではリーチスキルを利用したいね。ちなみに1度Endingを見たら、プレイヤーのキャラを自由に選んで遊ぶことができるようになる。

CGモードはEndingの1枠込みでイベント26枠、立ち絵が38枠となっている。回想はイベント枠と同様でEnding込みで26種類だ。やり込み系のゲームだし、価格以上に楽しめると思う。時間はかかるけど。麻雀だから遊べないという人もいるとは思うが、おまかせモードがあるので、おそらくそれを利用すればEASYモードなら……そのうち麻雀部分はクリアできるかもしれない。

本作はテキストやBGMも結構いい線を狙ってきていて楽しめたんで、原作やアニメのファンならば期待しても大丈夫じゃないかな。個人的には、EASYモードで気軽に打って堪能できたのがよかったけどね。イカサマ技の数が多いのが遊びがいがある感じだ。やり込みでのコンプリートは時間のある時にボチボチとやってみようかと……。なお、全員倒した後に出現するスペシャルマッチもすべて勝つと、EXPERTモードが出現するから、トコトン麻雀を攻略したいという人はぜひそこまでチャレンジしてみてほしい。販売サイトには体験版もあるから、気になった人はまず体験版をプレイですじゃ。

（by 伊織舞也）