聖エステラ学院の七人の魔女
全寮制の名門校に現れる魔女の正体とは?
孤児院で育った主人公・犬上勇稀人は、人里離れた山奥にある全寮制の名門校・聖エステラ学院に通うことになる。この学園には可思議な現象が度々発生するのだが、その原因は学園内に出没する魔女のせいという噂話が流れていた。なんでも、魔女に出会った者は不思議な力に目覚め、その後忽然と姿を消してしまうらしい。単なる噂話かと思いきや、主人公と一緒に魔女らしき少女を目撃したヒロインは、身体に謎の紋章が表れ不思議な力に覚醒してしまう。はたして、異能に目覚めたヒロインたちに、どのような運命が待っているのだろうか?
 
©アストロノーツ・シリウス
 
このゲームは、オカルトサスペンス要素の詰まった学園伝奇AVGなのだが、ガッツリと物語を楽しみたいという人にはあまりオススメできないかなぁ。M&Mが描くヒロインは超魅力的で物語の世界観も◎なのだが、実質的にはオムニバス形式のAVG的な構成になってるので、物語の重厚感やメリハリといったものが若干不足気味なのねん。攻略チャートを見てもらえれば分かると思うけど、特定のキャラだけ追いかけるとエンディングを迎えるシステムゆえ、攻略対象外のヒロインが本編に絡んでくる機会がほとんどないのよ。やっぱり、オカルト伝奇作品は、複数のキャラと一緒に試練に挑んだり、謎を解きながら事件の真相を追いかける方が面白いと思うんだよね。
個人的には、複数のヒロインたちと一緒に事件の謎を解明する共通ルートを長めに描き、その過程の行動結果に応じ、特定のヒロインと結ばれるスタイルのAVGの方が本作には適していたと思う。ちなみに、本編では複数のキャラが絡む機会が少ないため、当然ながら3Pや4Pといった多人数Hに発展する流れはない。一応、全エンドクリア後におまけシナリオでハーレム&孕ませHを楽しめるけど、本編とは別のパラレルワールドでのHという扱い。本編との関連性がないので、待望の孕ませHやハーレムHを見ても正直盛り上がれなかったでやんす。拙者は孕ませHが大好きだけど、単に孕んだ絵を見られれば満足できるワケじゃないのよ。ボテ腹姿を見たとき「あの時のHで孕んだのか!」って、過去のHシーンを思い浮かべ達成感を味わいつつニヤリとしたいのねん。まぁ、孕ませHがないよりはあった方が全然良いけどね。
 
©アストロノーツ・シリウス
 
正直、シナリオは期待値を上回るものではなかったけど、肝心要のHシーンは最高だね! 人気作家M&Mの描く女の子たちの魅力はハンパないッス。見た目は妖艶な肉体美を誇るオトナっぽい彼女たちが、初めてのHで見せる初々しい反応が可愛すぎる! 大人びた印象とは真逆のウブな反応というギャップにヤラレまちた。Hに慣れてきてからの乱れっぷりも見事で、Hシーンの破壊力は抜群でござる。ちょっと残念だったのは、Hシーンのバリエーションが不足気味だったこと。大半のHが学生服の半脱ぎor全裸Hで、見た目の変化が少ないのよね。個人的には学園モノの定番でもある部活の衣装を活かしたHとかをもっと盛り込んでもよかった気がする。
というワケで、ちょっと文句が多くなってしまったけど、シナリオの良し悪しの判断基準はあくまで個人の好みであり、たまたま拙者の感性と合わなかっただけの話。ヒロイン同士の絡みが少ないストーリー構成も、逆にいえば特定のヒロインと主人公の濃密な時間が多く描かれることになり、イチャラブHをたっぷり堪能できるというメリットもあるわけだしね。オカルト伝奇作品としてはイマイチな評価となってしまったけど、学園純愛AVGとしては結構楽しめる作品だと思う。少なくとも、女の子の可愛さは誰が見ても納得満足できるクオリティなので、買って大後悔することはないと思うよ。
攻略
    使い方
使い方
 
基本的にお目当ての女のコだけ追いかければクリアは簡単。しらせルートは全キャラクリアすると解放されるが、修正差分を適用しないとしらせが登場しないトラブルが発生することも……。修正差分は必須だ。
| 杏里エンド | 
| 頑張ってみる | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| ☆セーブ1 | 
| 図書室・鏡花 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 教室・鏡花 | 
| 教室・鏡花 | 
| 図書室・鏡花 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 図書室・鏡花 | 
| ☆セーブ2 | 
| 承諾する | 
| 中に出す(外に出す) | 
| 鏡花エンド | 
| ☆セーブ2から | 
| 断る | 
| 図書室・鏡花 | 
| 寄宿舎棟・鏡花 | 
| ☆セーブ3 | 
| 発言を取り消すよう求める | 
| 鏡花バッドエンド | 
| ☆セーブ3から | 
| この発言は我慢できない。殴りかかる | 
| 茉莉エンド | 
| ☆セーブ1から | 
| 勇稀人の部屋・茉奈 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 勇稀人の部屋・茉奈 | 
| 学園棟・茉奈 | 
| 勇稀人の部屋・茉奈 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 勇稀人の部屋・茉奈 | 
| 断る | 
| 図書室・茉奈 | 
| 温室・茉奈 | 
| 中に出す(外に出す) | 
| ☆セーブ4 | 
| ペンチを渡す | 
| 茉莉バッドエンド | 
| ☆セーブ4から | 
| ドライバーを渡す | 
| アリスエンド | 
| ☆セーブ1から | 
| 学園棟・ドリス | 
| 和子の部屋に行く | 
| 図書室・ドリス | 
| 寄宿舎棟・ドリス | 
| 学園棟・ドリス | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 食堂・ドリス | 
| 断る | 
| 勇稀人の部屋・ドリス | 
| 学園棟・ドリス | 
| ☆セーブ5 | 
| アリスの真意をドリスに伝える | 
| アリスバッドエンド | 
| ☆セーブ5から | 
| アリスの真意について黙っている | 
| いすかエンド | 
| ☆セーブ1から | 
| 礼拝堂・いすか | 
| 和子の部屋に行く | 
| 図書室・いすか | 
| 礼拝堂・いすか | 
| 礼拝堂・いすか | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 礼拝堂・いすか | 
| 断る | 
| 学園棟・いすか | 
| ???・いすか | 
| ☆セーブ6 | 
| 怒りを堪える | 
| 智美エンド | 
| ☆セーブ1から | 
| 音楽室・智美 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 学園棟・智美 | 
| 音楽室・智美 | 
| 音楽室・智美 | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 音楽室・智美 | 
| 中に出す(外に出す) | 
| そっと立ち去る | 
| ☆セーブ7 | 
| 智美をかばいながら近づく | 
| 智美バッドエンド | 
| ☆セーブ7から | 
| そっと教室を出る | 
| 和子エンド | 
| ☆セーブ2から | 
| 断る | 
| 勇稀人の部屋・茉莉 | 
| 学園棟・ドリス | 
| ☆セーブ8 | 
| 和子の部屋に行く | 
| しらせエンド | 
| 初めから | 
| 頑張ってみる | 
| 和子の部屋に行く | 
| 頑張ってみる | 
| 温室・しらせ | 
| ☆セーブ9 | 
| 柳が気になる | 
| EXTRAモード | 
| 全エンドクリア後、メニューに追加されるEXTRAを実行 | 
| 選択肢はなし | 
 
(by イ・ヤン提督)