ぱいタッチ！

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乳神代行のドタバタおっぱい生活

©May-Be SOFT

八茅草神社に祭られている乳神のご神体を触ると、おっぱいが大きくなるという噂を信じたクラスメートに付き合わされた主人公。主人公が何気なくご神体を触ると、光が溢れ出し、彼は乳神の力を得てしまう。一方、乳神であるまいあは力を奪われ、貧乳に……。力を得た主人公は、まいあの命令により、乳神代行として、女のコたちのおっぱいの悩みを解決することになってしまうのだった。

まず、物語はMay-Be SOFTらしいドタバタコメディ。悪く言えばメチャクチャなストーリーなんだけど、そこが良い。コメディというと、アニメやネットをネタにしているものが少なくないけど、この作品はそうしたものに頼ることなく、おっぱいに拘ったギャグになっていることころが良い感じですな。元ネタを知らなければ笑えないなんてこともないので、コメディが好きなら十分楽しめる出来だと思う。とにかく頭を空っぽにして、なにも考えずにプレイするのが、この作品を楽しむためのポイントだろう。

ただ、May-Be SOFTの過去作品である『遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜』なんかと比べると、ややパンチに欠けるというのも事実。ストーリーにメリハリがないというか、ちょっと淡々としすぎかなぁ……という気がする。なんと言うか、せっかく良いキャラクターを用意しておきながら、それを生かし切れていないという印象。例えば乳神のまいあなんかは、およそ神様らしくない神様で、上手く使えばかなり面白くなったんじゃないかと思う。ところが、実際のゲームでは、主人公が家に帰ると、牛乳を飲みながらダラダラしているだけで、まいあはほとんどストーリーに絡んでこない。神様という設定があるわけだから、いくらでも無茶が効いたはずなのに、なんでこんなもったいないことをしたんだろう？

©May-Be SOFT

Ｈシーンはどれも胸に拘ったシチュエーションになっているので、おっぱい好きなら楽しめる内容かと。おっぱいをテーマにしたゲームというと、巨乳メインになってしまう場合が多いけど、この作品は主人公が乳神の力でおっぱいのサイズを自由に変更できるという設定があるため、全キャラに貧乳、美乳、巨乳のＨが用意されている。おっぱいに貴賤なしということで、プレイヤーの好みに合わせたサイズで楽しむことができるわけだ。単に胸の大きさが変わるだけでなく、サイズによってＨのシチュエーション自体が変わるものも嬉しい。Ｈシーンの数自体も多めになっているので、その点で不満はないかな。

残念だったのは、Ｈシーンがやや作業的になってしまっているということ。このゲームのＨシーンは「ぱいタッチモード」をクリアすることが条件となっている。「ぱいタッチモード」はマウスでおっぱいをグリグリといじりまわすというもので、いじるごとに画面上のメーターが上昇し、それがマックするになるとＨシーンに突入というシステムだ。Ｈシーンのたびにこれが出てくるわけだけど、メーターをマックスにするのにやたらと時間がかかるんだよね。これはゲームのテンポを悪くしているだけのような気が……。一応、ぱいタッチモード高速化パッチというのがリリースされていて、これをインストールすればあっという間にメーターはマックスになってしまうんだけど、これでは「ぱいタッチモード」の存在意義がわからなくなってしまうしね。

とりあえず、Ｈシーンのアニメーションはエロいし、CGのクオリティも十分。原画のあかざ氏の絵柄が好きで、おっぱいが好きなら、プレイして後悔することはないんじゃないかな。巨乳好きも貧乳好きも楽しめるおっぱいゲーということで、オススメ度は☆3つだ。

   使い方

攻略

特定のキャラのみを選び続けると、そのキャラのエンディング。全キャラを均等に選んでいるとバッドエンド。そして、那深、みいく、ゆたか、紗稀の4人をクリアすると、タイトル画面に「まいあルート」というのが出てくるので、これをクリアする。するとタイトル画面で確認できる称号が「おっぱいそのもの」に変化し、「？？？」が選択できるようになるので、このルートをプレイすれば、ゲームコンプリートだ。

（by Suno）