オレの妹のエロさが有頂天でとどまる事を知らない

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3人のスケベな悪霊に取り憑かれた主人公の運命とは？

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妹めがけ暴走車が突っ込んできた瞬間、主人公・和規はとっさに身を挺して妹を守ったのだが……。本人は車にはねられ死んでしまった。しかし、黄泉路へ旅立とうとした主人公の前に3人の悪霊が現れ、彼らの力のおかげで奇跡的に現世に復活することができたのだ！　和規を復活させたパンマニ、チチマニ、コスマニの3悪霊は、それぞれが無類の変態で、パンツ、乳、コスプレをこよなく愛するマニアだった。3悪霊たちは、和規の実妹、義妹、従妹に悪戯しようと、和規の身体を乗っ取ろうとするのだが……。はたして、3悪霊たちの企みは成功するのだろうか？

さて、本作は基本的には妹属性を持ってる人たちにオススメしたい作品なのだが、ほのぼのした“純愛系の妹萌え”が好きな人には正直オススメしにくい。というのも、触手に身体をゆだねるシーンはまぁアリとしても、チンピラ的な小悪人にレイプされちゃうシーンがあるため、妹萌えな人は大なり小なりショックを受けるだろう。また、美少年キャラとの濃厚な絡みもあるため、そっち系の趣味がない人も嫌悪感を抱いちゃうかもしれないね。良く言えば多彩なＨシーンを収録してる作品だが、悪く言うと統一感がなく焦点がボケ気味になってるような……。妹萌えに特化した方が、セールスポイントが明確になったのでは？

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悪霊の名前からしてシリアス調なオカルト作品でないことは判ると思うけど、ギャグゲーとしても正直微妙かな？　笑いの好き嫌いは個人の感性の問題なので評価しにくいけど、思わず吹き出しちゃうような痛快な笑いは無かったッス。なんというか、3悪霊を中心にすごいドタバタ劇が展開するのかと思いきや、主人公が強烈な自制心でブレーキを掛けちゃうため、いまひとつノリが悪いんだよね。全体的に尻つぼみ的な小ネタが多く、ドガンっと炸裂するような弾けた笑いがないのねん。個人的に苦手だったのが、サブキャラの天音が登場したとき、「詳しいプロフィールを見たければWebで」とか「レビューサイトで叩かれたら天ねえのせいだぞ」みたいな、シナリオライターの言葉を主人公のセリフとして書いちゃうお笑いネタ。この手のギャグってゲームの世界観を壊しちゃうので個人的にはダメ。まぁ、こういうノリもOKって人なら全然問題ないけどね。

ちょっとダメ出しが続いちゃったけど、Ｈシーンの出来は悪くないと思うよ。ムッチリした肉感的なバディが非常に魅力的だし、とくに妹のツンデレぶりがメリハリあって良かったです。また、3悪霊の趣味を反映したＨもいいね。「巨乳or小ぶり」「スク水紺orスク水白」など、Ｈシーンの随所に2タイプのバリエーションを用意してくれてるのがGOOD。たかが色の違いと侮ることなかれ。紺と白のスク水、色が違うだけで雰囲気激変するので、CG差分を回収するのが結構楽しかったりします。ちなみに回想は39シーンあるが、美少年との絡みは7シーン。個人的にはやおいネタが苦手なので、実質使えるのは32シーンでござった。もう少しノーマルなＨの方を増強して欲しかったなぁ。というワケで、正統派な妹萌えが好きな人にはオススメしにくい作品だけど、王道とは違う面白さを求めている人に是非。

   使い方

攻略

分岐ポイントは比較的解りやすい構造で、攻略したいキャラを優先し追いかければOK。CG差分が多めなので、その場で随時チェックされたし。

（by イ・ヤン提督）