Diabolus〜鬼哭〜
| Dark Shelf | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
| 2940円(税込) | 1Play2時間 | 属性:伝奇、凌辱、レズ、触手 |
| 難易度:0 | 2009/9/25発売 | オススメ:☆☆ |
鬼導衆の陰謀を阻止できるか?
©Dark Shelf
とある学院で十数名の学生が神隠しにあう事件が発生し、真相を究明するため4人の少女が派遣された。彼女たちは、人間離れした特殊能力を持つ退魔師。二刀流の使い手・君塚沙耶子、暗殺拳の使い手・宮藤琴乃、呪術師・一戸瑞希、破魔の弓使い・加坂乙祢たち4人は、それぞれ手分けして学園を調査するのだが……。潜入捜査を進めていく過程で、“鬼導衆”という鬼の集団に襲われてしまう! 次々と敵の罠に堕ちていくヒロインたち……。はたして、鬼導衆を影で操る人物を突きとめ、彼らが企んでいる陰謀を阻止できるだろうか?
まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまっしょい。基本CG34枚、回想25シーンという構成は、価格相応という感じかな? ゲームシステムは完全なノベルゲーで、プレイヤーが選択肢を選ぶ場面はない。初めてプレイしたときは、ゲーム開始直後に表示される「邪心編」をプレイし、続いて2巡目に追加される「慈愛編」、そして3巡目に追加される「鬼哭編」を順に選んでいくだけでOKだ。
ちなみに、この3編は基本的なシナリオ展開は同じ。主に琴乃視点で物語が進む邪心編をベースに、慈愛編では沙耶子と乙祢視点を追加し、鬼哭編では瑞希視点のイベントが追加されていく。3編すべてプレイすると、「ああっ、あの時裏でこんな事件に巻き込まれてたんだぁ」と、全貌が明らかになるシステムだ。邪心編は語られるエピソードが少なめなので、ちょっと物語全体を把握しにくかったけど、全部読めば納得できる感じだね。
©Dark Shelf
さて、ゲームの評価なんだけど、拙者的にはちょっと辛口の★2個。絵も物語も悪くはないのだが、Hシーンの演出がイマイチでござった。退魔師VS鬼という構図の物語であれば、当然プレイヤーは化け物に犯されるヒロインたちの姿を期待するワケで。禍々しい異形の鬼たちがヒロインを犯すシーンはあるんだけど、鬼をリアルに描かず、人型の真っ黒いシルエット描写にしてるため、美女と野獣ならではのエロスが伝わってこないのねん。触手はシルエットではなくリアル描写だったけど、何故鬼をリアルに描かなかったのか謎でごわす。また、思いの外、ヒロインたちのレズシーンが多かったのも、拙者的にはガックリ……。拙者、レズシーンは苦手なんすよ。まぁ、レズの好き嫌いは個人差なんで、レズ好きのプレイヤーなら問題ないと思うよ。
あと、根本的な問題なんだけど、ぶっちゃけ、低価格ソフトで伝奇AVGを表現するのは厳しいと思う。低価格ソフトって予算の都合上、Hシーン以外は極力削ぎ落とし、ヌキゲー的な作品に特化させるのがセオリー。本作もHシーン以外のCGをカットしているのだが……。おかげで、伝奇モノならば最大の見せ場となりうる戦闘シーンが、めちゃショボイのねん。鬼に立ち向かうイベント絵どころか、戦闘シーン用の立ちキャラCGもない。戦闘中でも日常会話のポーズを流用してるため、迫力が伝わりにくいッス。せめて、ヒロイン愛用の武器を持った立ちキャラを出してほしいよね。
妖しさたっぷりの儀式も見せ場なんだけど、イベント絵がなく背景CGとテキストだけの表現……。臨場感はお世辞にもタップリあるとは言い難い。まぁ、ノベル作品なので、プレイヤーの想像力で補えればいいだけのこと、とも言えなくもないけどね。イベント絵が数珠つなぎ状態のヌキゲーに慣れてる拙者には、ちょっと相性悪い作品でござった。逆に、普段から官能小説などを読んでいて、想像力を駆使しながらHを楽しむことに慣れてる人なら、余裕で★3個以上あると思うよ。個人的には、この作品は低価格ソフトではなく、CGを増量したミドルorフルプライス作品として出会いたかったな。
(by イ・ヤン提督)


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