主に交われば朱くなる
ぐみそふと | WindowsXP/Vista/7 | 800x600 |
パッケージ版:9240円(税込) ダウンロード版:6090円(税込) | 1Play3時間 | 属性:お嬢さま、純愛、美乳 |
難易度:3 | 2010/4/30発売 | オススメ:☆☆☆ |
お嬢さまと執事、身分の差を乗り越えラブラブになれるか?
両親の仕事の都合で転校を繰り返してきた秋津ハジメは、資産家のご令嬢が数多く通う名門エルデ学園に転入することになった。じつはこの学園には特殊な制度があり、男子学生は執事としてお嬢さまに仕えなければならなかったのだ! もし、執事として不合格という烙印を押されたら、放校という厳しい処分が下されてしまう……。ハジメは4人のお嬢さまに見習い執事として仕え、夏休み明けには誰か一人の執事として仕えなければならない。はたして、一人前の執事としてお嬢さまに認めて貰えるのだろうか?
©ぐみそふと
このゲームは、資産家のお嬢さまに執事として仕える設定で、「執事たるもの、お嬢さまと淫らな関係になってはならぬ」と強く念を押され物語が始まる。もし執事とお嬢さまの間に恋愛感情が芽生えたら放校処分……と脅されるので、「どうやってこの障害を乗り越えラブラブな関係になるのかな?」とワクワクしながら物語を読み進めたのだが……。あっけないほど簡単にお嬢さまは主人公に処女を捧げ、執事から恋人に昇格しちゃうのねん。もう少し初期設定を大切にして、身分の差に悩む姿を描いてもいんじゃないかな? 帝王学を学んできたお嬢さまが、あまりにも簡単に身体を許しちゃうのは正直微妙な展開だと思う。
というか、ストーリー設定云々の前に、純愛ゲーとしては物語の尺が短いと思う。本来なら、身分の差を乗り越えお嬢さまと恋人関係に昇格したら、次は彼女たちの両親や親族を納得させるという、最大の難関に挑む姿を描くべきだと思うんだよね。二人の愛で困難を乗り越えていく姿こそ、この手のゲームの最大の魅力だと思うのだが……。本作ではヒロインの親族と戦うお家騒動の描写がほとんどない(家族が出てこない)ので、クライマックスの盛り上がりがイマイチで全体的に消化不良気味なのねん。共通ルートはちょい長めだが、各ヒロインの個別ルートに入ってからは2時間程度で物語が終わってしまう。もう少しボリュームを増した方が良いと思う。
あと、個人的に気になったのが、背景CGを節約しすぎて全体的にチープな印象を受けたこと。今日はファミレスを貸し切ったと言ってるのに、背景にはお客の姿がバッチリ描かれてる普段のCGを流用してるし。また、学園長に呼び出されるシーンでも、学園長室は普段表示されてる教室のCGと同じ。やっぱりこういう場面では、学園長室に相応しい豪華な室内CGを表示させるべきなんじゃ? 背景CGを極力抑えた結果、Hシーンが盛りだくさんなら結果オーライだが、Hシーンは合計18と微妙な量。物語の尺も短めなので、フルプライス作品としてのコストパフォーマンスはお世辞にも優れてるとは言えない。
と、ダメ出しが続いてしまったが、キャラの魅力がそれら欠点を補って余りあるので、個人的な評価は★3つです。むっちりしたバストの描写が絶品で、全身から漂うエロスのオーラが半端ないッス。ぶっちゃけ、物語のラストで泣けなかったし全体的な感動も薄めだったけど、Hシーンを見たときの衝撃はデカルチャー。いいです! お嬢さまたちが主人公を喜ばせるため、裸エプロンでご奉仕してくれたり、ファミレスの制服でHしてくれる健気さにしびれたでごわす。ただ、メインヒロインの朱音がドSっぽいHを披露してくれたのだが、途中から普通の女のコと変わらない反応になってしまったのが少し残念だったなぁ。最初から最後まで女王様風な性癖で描いても良かったのでは? というワケで、ストーリーが消化不良気味なので、物語重視の純愛AVGファンにはオススメしにくいけど、Hシーンのクオリティは上々だと思う。お嬢さまの処女を散らすのが好きな人に是非。
攻略
お目当てのキャラを選び続ければ、個別ルートが確定する。全員を平均的にチョイスするとゲームオーバーになってしまうぞ。
一ノ瀬絵美奈エンド |
☆セーブ1 |
一ノ瀬絵美奈 |
一ノ瀬絵美奈 |
聞いてみる |
一ノ瀬絵美奈 |
一ノ瀬絵美奈 |
藤堂菜織エンド |
☆セーブ1から |
藤堂菜織 |
藤堂菜織 |
藤堂菜織 |
藤堂菜織 |
御神橙音エンド |
☆セーブ1から |
御神橙音 |
御神橙音 |
御神橙音 |
御神橙音 |
心配だな |
☆セーブ2 |
日頃の感謝の気持ちとお詫び |
バッドエンド |
☆セーブ2から |
昨日のお詫び |
御神朱音エンド |
☆セーブ1から |
御神朱音 |
御神朱音 |
御神朱音 |
御神朱音 |
(by イ・ヤン提督)