美乳kiss姉理美「弟のクセに逆らうなんて……ナマイキよ！」

愛する姉さんを誰にも渡したくない！

主人公の戌井晃平は、幼少の頃に川で溺れてしまい、姉・理美の人工呼吸で命を救われたことがある。そのとき感じた姉の温もりが深層心理に深く刷り込まれたのか、その事件以降、理美をひとりの女性として強く意識するようになってしまった。そして、日増しに姉に対する想いが募り、ついに暴走してしまう。近い将来、姉に恋人ができることを想像したら、いてもたってもいられなくなってしまったのだ。こうして勢いに任せ姉を押し倒した主人公は、理美を独占することが出来るだろうか？

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本作のストーリーから想像すると、背徳感ムンムンの調教ゲーをイメージしがちだが、中身は純愛ラブラブ路線。理美は主人公に対して厳しく接しているが、じつは彼女も弟のことが大好き。素直になれないツンデレなのねん。弟に抱かれたあと憎まれ口を叩くことはあっても、同時に恥じらいの表情を浮かべどこか嬉しそう。基本的に初めから相思相愛なので、ダークさとは無縁の作品だ。嫌がる姉を快楽の虜にする調教ゲーではないので、背徳的な近親相姦作品を求めている人はご注意を。

さて、本作の評価だけど“エロさは十分なれどシナリオ展開にやや難アリ”という感じだろうか。ヒロインたちの肉感的なボディは超魅力的で、ぷるんぷるんのオッパイも生唾ゴックンもの。豊富な衣装を活かしたコスプレＨも刺激的で、ネットリ絡みつくようなキスシーンもそそられやす。個々のＨシーンには何の不満もないッス。ただ、トータルで見ると不満が出てくる。それは、序盤から終盤までのＨのテンションがほぼ同じで、メリハリに欠ける点だ。

例えば、序盤のツンデレＨがツン8デレ2ぐらいだとすると、終盤にはツンデレ比率を逆転させツン2デレ8ぐらいにしてメリハリをつけるのが一般的。しかし、本作は終盤になってもツン6デレ4ぐらいなのねん。極端な言い方をすると、終盤のＨと序盤のＨを入れ替えても、さほど違和感なく遊べちゃう感じ。もちろん終盤のＨの方が濃厚というか、姉の乱れ方が激しくはなってるけど、もう少し際立った変化を見せて欲しかったなぁ。終盤は中出し時のセリフを痴女風にアレンジするとか、色々やり方はあると思う。

あと、サブヒロインの描き方が中途半端だったのも残念でござった。Ｈシーンの数はそれなりにキープしているのだが、理美とのストーリー的な絡みが少ないのねん。サブヒロインと親密になったら姉が嫉妬し妨害してくるとか、姉と主人公を取り合って大喧嘩するとか、いくらでもヤマ場は描けると思うのだが…。Ｈシーンを数珠つなぎにしたヌキゲー的な構成も嫌いじゃないけど、もう少しスパイスの効いたシナリオでも良かったと思う。少なくとも、姉との関係を清算せず、サブヒロインとあっさり結ばれる展開は感動できもはん。というワケで、色々不満は書いたけど、シナリオが拙者の好みに合わなかっただけ。あくまでも好みの問題なので、違和感なくシナリオに没頭できる人も多いと思うよ。少なくともＨシーンのエロさは抜群なので、ヌキゲーとしての役割は十分はたしてくれますぜ！　オッパイ好きに是非。

攻略

   使い方

ハーレムルートはサブヒロインとＨしながら物語を進めればOK。サブヒロインとの最初のＨを回避すると、違うパターンの結末になるのでチェックを忘れずに！

（by イ・ヤン提督）