サマー☆きゃんぷ

キャンプの目的はたくさんのＨをすること！

内気で引っ込み思案な主人公は、両親に勧められてサマーキャンプに参加することになった。他の参加者となかなか打ち解けることができず、参加を後悔し始めたとき、引率の黒岩先生がとんでもないことを言い出した。このキャンプの目的は、Ｈを通して親睦を深めることだったのだ！　Ｈはおろか、女のコと話をすることさえあまりなかった主人公は、なし崩しに何人もの女のコとＨをすることに……。

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ストーリーはあってなきがごとし、とにかくひたすらＨをしまくるだけという、ある意味、清々しいくらいにシンプルで分かりやすいヌキゲーですな。女のコたちは主人公の顔を見ればＨをねだってきたり、押し倒してきたりするので、ヌキゲーとして非常にテンポが良いのが嬉しいね。テンポと言うより、Ｈイベントの出てくる早さと言った方が正確かな。とにかくＨシーンを見たいんだ！　という人には最適な作品と言えるかと。

Ｈシーンの内容はと言えば、とにかく明るく脳天気。女のコたちは相手を取っ替え引っ替えＨをしまくっているわけだけど、そのことについての罪悪感なんてまるで感じていないし、裸でフラフラ歩き回っていても、恥ずかしがったりもしない。Ｈに至るまでの過程とか心情とかを重視する人には受け入れられないかもしれないけど、個人的にはこういうなにも考えずにプレイできる作品は嫌いじゃない。細かい能書きはヌキにして、ひたすらＨシーンを見せることに特化した作りは、古き良き時代のエロゲーを思い出させるね。ただし、女のコが他の男とＨをしている現場を見ているだけというイベントも結構あるので、ヒロインが主人公以外の男とＨをするのは許せないと考える人は注意した方が良いかも。もっとも、寝取られと言うほどシリアスな作品ではないけどね。

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ヌキゲーとしては実用性の高い作品ではあるんだけど、キャラクターの描き方にはやや問題アリ。どのヒロインも主人公を見ればＨをねだってくるため、ヒロインごとの差別化ができなくなってしまい、どのキャラのイベントを見ても、大差ないという感じになってしまっているんだよね。例えＨシーンのみで構成されるヌキゲーであっても、このキャラは激しいＨが好き、こっちのキャラは露出プレイが好き、あちらのキャラは多人数プレイが好きなどと言う具合に、キャラの差別化は可能だったはず。そうしたキャラごとの差が全く無いのは、やはり寂しい。また、ゲームのシステムがあまりにも古臭いのも問題だろう。Controlでのスキップは効かず、クイックセーブもナシ。右クリックでのキャンセルも効かなかったりと、一昔前のシステムという感じだ。「古き良き時代のエロゲー」と書いたけど、システム面まで懐古趣味になる必要は無かった。

深みのある物語やキャラ萌えを楽しむタイプのゲームではないけれど、気軽にＨを楽しみたいという人にはうってつけの1本。登場ヒロインが痴女風味だったり、貞操観念が全く無かったりするあたり、ややプレイヤーを選びそうな気はするけど、ヌキゲーとしてはコストパフォーマンスは悪くないんじゃないかな。少なくとも、CGが気に入ったなら、プレイしても損はない。残念ながらシステムの使いづらさやキャラの描き訳がないなどの問題点もあるので、それをマイナスしてオススメ度は☆3つ。そうした点が気にならないなら、☆1つプラスして考えても良いかも。

攻略

   使い方

正確なフラグは不明だけど、とりあえず目的のキャラを追いかけていけばエンディングに到達できる。エンディング分岐はそれほど厳密ではなく、1つ2つイベントを見逃しても問題はなさそう。ただし、選択肢を間違えるとCGを見落としてしまう可能性はあるし、似たような選択肢が連続しているので、選択ミスには気を付けよう。

（by Suno）

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