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3人の巨乳美女とイメージプレイ

念願かなって教師になることができた主人公に与えられた仕事は、職業適性診断と呼ばれるカリキュラムだった。様々な職業の制服を着て、仕事への適性を見るというものなのだが、女のコたちのコスチュームにムラムラきちゃった主人公は、Ｈな方向へと授業を持っていってしまい!?

©CROSSNET

物語は職業適性診断の中で従姉妹の飯井原なお、なおの友人でお嬢様の筑紫野みつぐ、従姉妹で学年主任である衣更透子とＨをしてしまった主人公が、ヒロインたちの純情を裏切っていることに悩みながらも、欲望に抗えずＨを繰り返していくというもの。物語終盤でシリアス展開があるものの、基本的にはドタバタラブコメディといってよいかと。シナリオ的に一番のネックになりそうなのが、主人公の性格だろう。優柔不断でヘタレで困ったことがあるとその場しのぎの言い訳に終始するという主人公の性格は、受け入れがたいという人もいそう。まあ、主人公が完璧すぎるとラブコメにならんというのはあると思うんだけど、もうちょっとプレイヤーが好感を持てるような性格でも良かったかなぁとも思うね。もっとも、エロメインのヌキゲーと考えれば、こうした部分はマイナスにはならないかもしれないけど。

では、そのエロはどうなのか？　正直に言えば、やや微妙と言った所じゃないかと思う。CGは差分抜きで103枚、イベント数は40あり、元々フルプライスのゲームとして開発されたということを考えても十分なボリューム。さらに原画は八宝備仁氏ということもあって、クオリティも高い。この点では文句なしといえる。問題なのはボインに対する拘りの部分。このゲームのタイトルは『boin』なのだから、当然、このゲームに興味を持つ人はオッパイ星人が多いだろう。ところが、実際のＨシーンでは胸に対する拘りというのがほとんど感じられないんだよね。主人公秘蔵のエロ本が女の子たちに見つかってしまうというシーンがあって、そこで見つかるエロ本は巨乳モノばかりだったりするので、主人公がオッパイ好き、巨乳好きという設定はあるんだろう。ところが、いざＨシーンが始まると、胸を責めるというシーンがほとんどない。それどころか、パイズリですら愛撫の一環として軽く描かれているだけだったりする。これではオッパイ星人を満足させるのは難しいんじゃないかなぁ……と思ってしまうわけだ。

©CROSSNET

それよりも、このゲームはコスプレモノとして考えた方が良いんじゃないかという気がする。職業適性診断という名目でヒロインたちは色々なコスチュームを着ることになるんだけど、ナースや巫女、ウェイトレスなどの定番の他に、軍人なんていう学園での職業への適性検査とは思えないものもあったりするし、おバカなシチュエーションを考え出し、その役になりきってＨをするというのはちょっと面白い。役へのなりきりという意味ではコスプレというよりはイメージプレイと言った方が正確かもしれない。間の抜けたシチュエーションでのおバカなＨを気軽にプレイしたいというなら、このゲームを楽しめるんじゃないかと思う。

評価としてはストーリーは☆2つ、巨乳モノとしても☆2つ。4000円を切る価格でのコストパフォーマンスは☆4つといったところかな。個人的に八宝備仁氏は好きな原画家の1人で、その八宝備仁氏の絵をたっぷりと楽しむことが出来たという点をプラスして、トータルでは☆4つとしたい。八宝備仁氏に思い入れのない人なら、☆1つマイナスして考えてもらえば良いんじゃないかな。

   使い方

攻略

このゲームでエンディングに影響するのは、夏子の扱いと、誰の適性診断をするかという2点。夏子の誘いを断り続けると、なお、透子、みつぐのルートに入り、誰の適性診断をするかでエンディングが分岐する。夏子の誘いに乗ると、夏子ルートかハーレムルートに入るというシステムだ。適性診断でどんなコスプレをするかはエンディングには無関係。ただし、ハーレムルートだけは例外で、なおのメイド、透子の軍人、みつぐのナースを選択しておく必要があるぞ。

（by Suno）