ぜったい最胸☆おっぱい戦争!!巨乳王国vs貧乳王国

おっぱいの力で戦争を止めよう！

バスチェスト大陸では巨乳族の治めるパイクォーツ王国と、貧乳族の治めるサーペッタン王国が長きにわたり争い続けていた。そんな世界ですべてのおっぱいを愛する主人公・ハルトは、乳神によって世界を救う救世主に選ばれてしまう。巨乳族の巫女・ミルファをお供として、奇跡を生む力「おっぱいエナジー」を集めるための旅に出る主人公だったが!?

©softhouse-seal GRANDEE

softhouse-sealというと低価格ソフトメーカーというイメージがあったのだけど、本作はフルプライスソフト。当然、登場キャラも多く、ストーリーの尺も長くなっているので、フルプライスの作品として十分に楽しめるボリュームになっている。低価格ソフトだともうちょっとゲームを楽しんでいたかったと思うことも多いから、本作がフルプライスで発売されたことは歓迎したいね。

物語はバカゲーといって良いかと。そもそも戦争の発端が巨乳神・ボイーヌと貧乳神・ペタンがお菓子の取り合いをしたことだし、登場するヒロインは揃いも揃って頭のネジが1、2本緩んでいるようなキャラばかりだしね。そしてなにより、主人公のハルトが無駄に熱血でおっぱいのことしか頭にないようなおバカキャラクターとなっていることが大きく、エンディングまで軽いノリで物語は進んでいく。また、バカゲーだとギャグを重視するあまり、ストーリーがあちこちに飛んでしまい、物語が散漫になってしまうこともある。けれど、本作の場合は戦争を止める、第三国の侵略という物語のとしての軸がしっかりしているおかげで、必要以上にストーリーがぶれることもない。メインとなるストーリーに沿って物語は進行し、スッキリとした形でエンディングを迎えることになるわけだ。ヌキゲー、バカゲーのストーリーとしては過不足のない、お手本といえる出来じゃないかな。

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Ｈシーンについては、ちょっと気になるところもあった。本作はおっぱいがコンセプトになっているわけだけど、Ｈシーンでそれが十分に表現できていたかというと、ちょっと疑問なんだよね。いくらおっぱいゲーといえども、最終的には挿入してフィニッシュということにせざるを得ないわけで、そのせいでおっぱいの存在がかすんでしまっているイベントがあった。もっとも、これは本作の問題点というよりは、おっぱいゲーの宿命というべきかもしれないけどね。やっぱり胸を揉んだりパイズリだけではＨシーンのバリエーションが足りなくなってしまうし、一般的なプレイヤーにとっては物足りなく感じられてしまうだろうしね。これが鬼畜凌辱系や人体改造系ゲームだったらまだやりようもあったんだろうけど、本作は純愛系だし。というわけで、本当にコアなおっぱいマニアにとっては、やや不完全燃焼になってしまう可能性もありそうだ。

ただし、おっぱいは大好きだけど、おっぱい以外はなんの興味もないというほどではないという人なら、本作のＨシーンは十分に楽しめるものになっているいといって良いんじゃないかと思う。ゲームシステムはキャラクター選択型なんだけど、キャラを選択するたびに必ずＨシーンが入るので、エロはたっぷりと楽しめるし、どのキャラもＨシーンでは感じまくり。感じまくりといってもアヘ顔さらしてダブルピースみたいなものではなく、あえぎ声を聞かれるのは恥ずかしいから一生懸命我慢して、それでも我慢しきれなくてカワイらしく喘いでしまうという感じのものがメイン。元々のキャラクターがカワイらしく描かれていることもあって、エロカワという感じかな。攻略可能キャラが多いことと合わせて、Ｈはバリエーションも豊富だし、十分に満足の内容だった。なお、CGは差分抜きで97枚、イベント数は66となっていて、価格を考慮しても十分なボリュームだ。

CGのクオリティは高いし、物語もバカゲーとして楽しめた1作。Ｈシーンのボリュームもたっぷりとあるし、実用性も十分だろう。というわけで、オススメ度は☆4つ。サンプル画像を見て、キャラクターが気に入ったらプレイして損ナシ。

攻略

   使い方

個別エンドは目的のキャラクターを追いかけていくだけなので、問題はない。ちょっと面倒なのが複数キャラが絡むエンディング。まず、巨乳ルートは巨乳キャラを全キャラ選択した上で、エストレアのシナリオを最後まで進めることが条件。ルーミャはエストレアを1回選択するとマップに登場する。貧乳キャラルートは貧乳キャラを9回選択することが条件となっている。9回選択するとマップにティアラが登場するので、これを選択すれば貧乳エンドだ。ハーレムエンドは全キャラを選択した上で、ミルファシナリオを最後まで進める必要がある。

（by Suno）