極限痴漢特異点2痴漢の証明

アストロノーツ・シリウス	Windows8/10	1280x720
8800円（税別）	1Play10時間	属性：痴漢、インモラル、凌辱、ラブコメ
難易度：3	2021/2/26発売	オススメ：☆☆☆☆☆

前作から半年後…草壁喜壱＆カメオの黄金痴漢コンビが再び痴漢バトルロワイヤルに挑む!!

フリーの痴漢である主人公・草壁喜壱は撮影役のカメオとコンビを組み、痴漢愛好者たちの集う闇の組織“蛮痴漢”に参加、痴漢配信で大きな成功を収めたが、最終的には組織の拠点が爆破されるという結末を迎えた。それから半年後…消滅したはずの蛮痴漢が再び動き出す。蘇った蛮痴漢はこの街で“暴爛痴”の開催を告げる。それは、痴漢たちが生き残りを賭けて戦うバトルロワイヤルイベントだった。街はかつてないほど痴漢たちで溢れる一方、痴漢絶滅を掲げる国際痴漢撲滅機構“イノセンス”の断罪官たちも集結。まさに生き残りを賭けたこの極限の戦いに、喜壱は相棒のカメオと共に参加することを決意。愛する妹・しずくの望みを叶えるため、そして自分の存在を証明するため、熱き痴漢バトルが幕を開ける!!

20年8月にアストロノーツ・シリウスが発売した『極限痴漢特異点』の続編が登場。久々の本格的な痴漢AVGとして人気を博した作品だけに、この続編を楽しみに待っていた人も多いことだろう。ただ、まず始めに注意しておきたいのが、本作が完全に“前作からの続編”であるという点。時間的には半年後となりヒロインも全員新規ではあるが、作品背景や舞台設定などは引き継がれており、ストーリーも謎めいた終わり方をした前作ラストからの続きとなっている。もちろん2から遊んでも問題はないが、前作から遊んでいた方がより楽しめることは間違いないので、ぜひ無印の方からのプレイをオススメしたい。ゲームシステム的には、痴漢の前にヒロインの弱点が分かるお助け支援を得ることができたり、情報集めが条件なしで行えるようになったりと、より快適かつスピーディーにゲームを進められるよう改善されていた。ゲームクリア時にCGフルオープンも可能で、分岐イベントをやり直す必要もない親切設計なのも好印象。遊びやすく、えちえちな王道痴漢モノとして完成度の高い作品に感じられた。

痴漢願望を見抜く“眼”、そして独自の“痴漢七十二指法”を使ってターゲットにしたヒロインを堕としていく本作。メインヒロインは5人だが、1人を痴漢3回＋αのプレイでじっくりと攻略していくので、Hシーンのボリュームはかなりのものだ。原画のM&M氏の美麗CGのクオリティの高さはもちろんで、実用度的に見ても非常に高いレベルの痴漢エロゲーとして成立している。ただ、エロいだけでなく、ストーリーもかなり面白くて個人的にはそのあたりが非常に気に入った。痴漢モノというとダークな凌辱系まっしぐらなイメージだが、本作の場合はエロシーンこそハードだが、それ以外のパートはかなり明るめなのである。ヒロイン攻略にしても、主人公が堂々痴漢したヒロインに会いに行って落とすための探りを入れたり、ヒロインの方も驚きながらそんな主人公に惹かれていってしまうような具合だ。中には“痴漢の責任を取って結婚して”的な逆ギレしてくるヒロインもいて、“このゲームってラブコメだったの？”と思わず突っ込んでしまった場面もあった。主人公は女性に酷い扱いをするタイプではないので（痴漢の時点でヒドイかもしれないが）、正規ルートでは痴漢だけど純愛ラブコメ風の攻略が楽しめる。5人のメインヒロインはいずれも一筋縄ではいかない個性豊かなキャラを持っているので、痴漢Ｈだけでなく、ヒロイン攻略の流れ自体でも多いに楽しめることだろう。電車内痴漢だけでなく、街の様々な場所で、色々なコスプレ姿でのＨが用意されている点も大きな魅力だ。一方でバッドエンド的なルートも複数用意されており、ヒロインが他の男に寝取られたり、ハードに輪姦されるなどの鬼畜展開も味わうことができる。ガッツリ凌辱系を期待する人にもバッチリだ。CG、ゲーム性、シナリオと、すべてにおいて高水準な痴漢ゲーとして、購入してまず損はない作品といえるだろう♪

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（by RYO）