PP -ピアニッシモ-操リ人形ノ輪舞
| Innocent Grey | Windows98SE/Me/2000/XP | 800x600 |
| 8800円+税 | 1Play7時間 | 属性:ミステリー |
| 難易度:7 | 2006/9/29発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
Twitter縺ァ縺、縺カ繧縺
不可解な事件のえん罪を晴らせるか?
震災の復興もほぼ終わった昭和11年。神楽坂のジャズバーでピアノ弾きとして暮らしている主人公は、仕事の帰りにある事件に巻き込まれる。突然錯乱した女に襲われ、主人公はこれを撃退。しかし、翌日にその女が死体で発見されたのだ…。逃亡生活を余儀なくされる主人公。主人公は自分の無実を証明することが出来るのか?
戦後の混乱期が舞台だった『カルタグラ〜ツキ狂イノ病〜』に対して、今作は日本が軍国化の道を歩んでいた戦前が舞台。時代背景は多少変わってはいるけれど、『カルタグラ』で顕著だった独特の雰囲気は健在。退廃的というか、鬱々とした雰囲気を楽しめる作品に仕上がっているので、『カルタグラ』が好きだった人ならゲームの雰囲気を楽しむことが出来るんじゃないかな。この雰囲気を盛り上げる画面エフェクトもとてもいい感じ。『カルタグラ』のレビューでも書いたことだけど、このゲームに関してはエフェクトをオフにしてしまうと、ゲームの魅力半減なので、エフェクトはオンのままでプレイ推奨。ジャズ風の音楽もゲームの雰囲気に良く合っている。
©Innocent Grey
変わらないと言えば、主人公の役立たずぶりも『カルタグラ』から変わっていない。事件に巻き込まれた主人公はふて腐れたり落ち込んだりしているだけで、事件解決には全くの役立たず。せいぜい雑魚相手にかっこよく立ち回りを演じるだけで、ラスボス相手ではいきなりの戦力外通知。バーのマスターの護堂弦一郎や幼なじみの橘美華夏などが魅力的に描かれているだけに、主人公の役立たずっぷりが際だってしまう。物語を第三者視点で客観的に楽しむタイプの人はいいだろうけど、主人公の感情移入してしまうタイプの人にとってはツライかもしれない。
もう1つ変わっていないのが、エンディングを見る順番が決まっているという点。まあ、このこと自体は別に問題はないんだけど、最後に見ることになるトゥルーエンドの前に物語の真相が明らかになってしまうという構成はちょっと問題アリかも。物語の真相が明らかになってしまうと、それ以降はプレイを続けても驚きはなくなってしまうわけで、プレイするのが辛くなってしまう。トゥルーエンドでヒロインとなるキャラがプレイヤーを引きつけるだけの魅力があればいいんだろうけど、個人的にはあまり好きなタイプのキャラじゃなかったのでトゥルーエンドルートは蛇足に感じてしまった。もっとも、この点はキャラに対する好みの問題が大きいので、プレイヤーによってはまったく違った感想になるかもしれないけどね。
『カルタグラ』ではグロテスクな描写が特徴の1つだったわけだけど、今作ではグロテスク度はパワーダウン。これも好みは分かれるところかもしれないけど、より一般受けするようになったとは言えそう。ヒロインが血まみれ、なんていうCGもあるにはあるけど、クビチョンパみたいなキツイものはなくなったので、そういったイベントで引いてしまってInnocent Grey作品を敬遠してしていた人も安心してプレイできるはずだ。個人的にはゲーム全体の雰囲気が好きなのでオススメ度☆4つにしたけど、物語にカタルシスを求める人にとっては☆2つくらいになってしまうかもしれない。プレイヤーによって評価が分かれる作品だろう。重い雰囲気の物語が好きな人にはオススメ。
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使い方
攻略
美華夏、久遠、柚芭、璃宝、千花のエンディングを見ると、CONDUCTORルートがプレイ可能に。CONDUCTORルートをクリアすると綾音ルートがプレイ可能になる。CG、回想モードを100%にするためには、バッドエンドも見ておく必要がある。
| 第一章 |
話し掛ける |
| 受ける |
| 抱く |
| 第二章 |
受ける |
| 弾く |
| 扉を蹴破る |
| ☆セーブ1 |
| 気にするなと言う |
| 当たり前だ |
| 受け取る |
| 抱く |
| 美華夏を止める |
| 弾く |
| 秀でた能力を持つ人 |
| 第三章 |
受ける |
| 珈琲を頼む |
| 行く |
| 答えない |
| 千花 |
| ダメだ |
| そうかもな |
| タコ焼きを買う |
| あくまで小説の話 |
| 何も言わない |
| 第五章 |
謝る |
| 第六章 |
殺してない |
| 駄目だ |
| いや |
| そうかもしれない |
| 水を飲ませる |
| 第七章 |
シーツ |
| 俺 |
| 話しかける |
| 口の中に出す/外に出す |
| 逃げる |
| 【千花エンド】 |
| 第二章 |
☆セーブ1から |
| 無言 |
| 当たり前だ |
| ☆セーブ2 |
| 受け取らない |
| 抱く |
| 綾音を止める |
| 弾く |
| 秀でた能力を持つ人 |
| 第三章 |
受ける |
| 水割りを頼む |
| 行く |
| 幼馴染み |
| 柚芭 |
| ああ |
| そうかもな |
| タコ焼きを買う |
| あくまで小説の話 |
| 謝る |
| 第五章 |
謝る |
| 第六章 |
☆セーブ3 |
| 殺してない |
| 考えておく |
| それもいいな |
| する |
| そうかもしれない |
| 第七章 |
シーツ |
| 俺 |
| 話しかける |
| 第九章 |
声を掛ける |
| 【美華夏エンド】 |
| 第二章 |
☆セーブ2から |
| 受け取る |
| 抱く |
| 綾音を止める |
| 弾く |
| 秀でた能力を持つ人 |
| 第三章 |
受ける |
| 水割りを頼む |
| 行く |
| 幼馴染み |
| 柚芭 |
| ああ |
| そうかもな |
| タコ焼きを買う |
| あくまで小説の話 |
| 謝る |
| 第五章 |
謝る |
| 第六章 |
殺してない |
| 考えておく |
| それもいいな |
| する |
| そうかもしれない |
| 第七章 |
シーツ |
| 俺 |
| 話しかける |
| 第九章 |
声を掛ける |
| 【美華夏バッドエンド】 |
| 第六章 |
☆セーブ3から |
| 殺した |
| 考えておく |
| いや |
| そんな莫迦な |
| 第七章 |
シーツ |
| 俺 |
| 話しかける |
| 第九章 |
☆セーブ4 |
| 赦されたい |
| 【久遠エンド】 |
| 第九章 |
☆セーブ4から |
| 赦されない |
| 【久遠バッドエンド】 |
| 第二章 |
☆セーブ1から |
| 無言 |
| 当たり前だ |
| 受け取らない |
| 抱く |
| 美華夏を止める |
| 弾く |
| 秀でた能力を持つ人 |
| 第三章 |
受ける |
| 珈琲を頼む |
| 行く |
| 幼馴染み |
| 柚芭 |
| ああ |
| そうかもな |
| タコ焼きを買う |
| 暗示を掛けられた |
| 謝る |
| 第五章 |
謝る |
| 第六章 |
殺してない |
| 考えておく |
| ☆セーブ5 |
| それもいいな |
| する |
| そうかもしれない |
| 第七章 |
シーツ |
| 俺 |
| 話しかける |
| 【璃宝エンド】 |
| 第六章 |
☆セーブ5から |
| いや |
| そうかもしれない |
| 第七章 |
☆セーブ6 |
| シーツ |
| 俺 |
| 帰れと言う |
| 話しかける |
| 第八章 |
☆セーブ7 |
| 柚芭の想いを受け入れる |
| 【柚芭バッドエンド】 |
| 第八章 |
☆セーブ7から |
| 柚芭は大切な家族だと突っぱねる |
| 【柚芭エンド】 |
| 第七章 |
☆セーブ6から |
| 窓 |
| 綾音 |
| 【バッドエンド】 |
| START→CONDUCTOR |
| (選択肢はナシ) |
| 【CONDUCTORエンド】 |
| 第一章 |
話し掛ける |
| 断る |
| 気分じゃない |
| 第二章 |
受けない |
| 弾く |
| 諦める |
| 無言 |
| ………… |
| 受け取らない |
| 気分じゃない |
| 美華夏を止める |
| 弾かない |
| 様々な知識を備える人 |
| 第三章 |
断る |
| 水割りを頼む |
| 行かない |
| 幼馴染み |
| 千花 |
| ダメだ |
| 黙れ |
| タコ焼きを買う |
| 暗示を掛けられた |
| 謝る |
| 第七章 |
☆セーブ8 |
| 拒否する |
| 断らない |
| 【綾音エンド】 |
| 第七章 |
☆セーブ8から |
| 抱く |
| 《章終了までプレイ》 |
(by Suno)