とってもハーレム

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4人の女の子に迫られハーレム生活

家族を顧みない父親と馬が合わず、家を出て一人暮らしをしている主人公。そんな主人公が憧れているのが、同じ委員会で仕事をしている若菜先輩だった。ある時、主人公は若菜先輩をかばって怪我をしてしまう。それをきっかけに主人公と若菜先輩は急接近。さらにそれを見た義妹のまみや幼なじみの絵理、教育実習生の千春先生まで主人公に接近してきて、にわかにハーレム状態に。

攻略可能キャラは清楚なお嬢様の若菜、お兄ちゃん大好きな義妹のまい、ツンデレ系の幼なじみの絵理、トラブルメーカーの教育実習生の千春の4人。メインキャラを4人に絞ったこともあって、キャラがかぶることもなく、それぞれの特徴が出ている感じ。個人的には素直になれない幼なじみの絵理がお気に入り。

物語は若菜＆千春ルートとまみ＆絵理ルートの2つに大きく別れていて、それぞれのルートで明るい3Pが繰り広げられる。まあ、ご都合主義といえばご都合主義だけど、変にドロドロした展開になるより、ノー天気なくらいに明るいストーリーの方がこの作品の雰囲気には合っているでしょう。いったんルートが決まってしまうと、ルートから外れたキャラがほとんど出てこなくなってしまうのがちょっと不満といえば不満かも。

©ArkShell

そしてなんといってもこのゲームの見所は、キャラ別エンドをクリアした後にプレイ可能になるハーレムルート。全キャラと同時にＨできるのは当然として、義母の麻衣の暴走ぶりが見事。主人公がオロオロしている間に、次々に女のコたちを堕としていくのは、見ていてとても楽しめた。特に実の娘のまみをハーレムに加える場面は必見でしょう。麻衣の個別エンドはないんだけど、実質的にこのハーレムルートが麻衣ルートといえそう。ただ、千春と麻衣はキャラ的にかぶっている部分もあるので、千春の影が薄くなってしまうのは千春ファンにとっては残念かもね。

ゲーム的にはごくオーソドックスなコマンド選択型AVG。ちょっとわかりにくい選択肢もあるけど、基本的な難易度は高くない。とりあえず、二人一組になっていてキャラ別エンドを見るとハーレムルートがプレイ可能になるということだけ覚えておけば問題ないはず。

全体的に見れば、飛び抜けたところはないけど安定した内容で、安心して楽しめる秀作といったところか。特に明るく楽しいハーレムモノが好きな人には文句なくオススメ。また、共通ルートが結構多いので、2回目のプレイからはメッセージスキップを使ってかなりのプレイ時間短縮が可能。というわけで、手軽にプレイできる作品がほしいという人にもオススメだ。

最後に一言。ピッキングが特技の義妹ってのはどうなんでしょう…？

（by Suno）