凌襲〜禁忌の牝肉実験調書〜

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捕らわれた特務捜査官の運命は!?

©BLACK PACKAGE TRY

近未来。科学の進歩と反比例するように人は堕落し、臓器移植のためのクローン製造や、生物兵器の開発などが半ば公然と行われるようになっていた。主人公の所属する組織も、そんな活動を行っている非合法組織の1つであり、彼はそこで様々な人体実験をしていた。非合法組織壊滅をめざす特務機関に所属する、ワルキューレと呼ばれるヒロインたちは、主人公の罠にかかり捕らえられてしまうのだった……。

物語は至って単純で、前半はヒロインたちが主人公から人体実験され、後半は改造されたヒロインたちが「アリーナ」と呼ばれる地下闘技場で戦うというもの。攻略可能ヒロインは御子神刹那、ソフィア・クレーメル、エリーゼ・フォイエルバッハの3人なわけだけど、展開は全キャラでほぼ共通となっている。細かい能書きは抜きでひたすらエロを見せるというのは、ヌキゲーとしては正しいのかもしれないけど、正直に言えば少々安直だったかなという気がする。最初の1人目はいいけど、2人目以降はその先の展開が完全に読めてしまい、面白味がなくなってしまうからね。また、主人公が作り出した人造人間であるフレイアのルートがないもの不満と言えば不満。フレイアはメインヒロインを張れるくらいのキャラクター性を持っているのに、それを活かさなかったのはもったいなかったなぁと思う。

Ｈシーンに関しては、充実しているといっていいかと。刹那はアナル、ソフィアはおっぱい、エリーゼはクリトリスを中心とした改造を受け、それに合わせた調教を受けることになるわけだけど、調教内容は獣姦、寄生虫出産、浣腸、ニプルファック、触手などなど、非常にバリエーション豊富。ストーリーが単純な分、ゲームはエロの連続という感じになっているので、ヌキゲーとしては十分に使える内容といっていいんじゃないかと思う。さらに、ヒロインたちが最後の最後まで堕ちないところも良かったかな。精神的には抵抗を続けるんだけど、肉体的には快楽に抗うことができず、感じてしまう……というシチュエーションがたっぷりと用意されているのが良かった。陵辱が終わって正気を取り戻したヒロインが、快楽に負けて乱れた姿を見せてしまったことを後悔し、恥ずかしがる姿までしっかりと描かれていたのは、個人的にはツボだった。

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ただし、エロのバリエーションが豊富ということは、1つ1つのシチュエーションはそれほど深く掘り下げていないと言うことでもある。例えば、刹那はアナルメインの調教を受けることになるわけだけど、アナル“だけ”というわけではない。そのため、コアなアナル好きから見れば、物足りなく感じてしまうかもしれない。また、このゲームは基本的には人体改造モノということになるんだろうけど、人体改造モノとしては描写がソフト。人体改造モノというと、最終的にヒロインが人間とは思えない姿になってしまうものが少なくないが、このゲームはそこまでは行かないので、これまたコアな人体改造ファンには物足りなく感じられてしまう可能性もあるだろう。

アナルやクリトリス責めといった、特定のシチュエーションに強い拘りを持つプレイヤーや、シナリオを重視するプレイヤーにはオススメしづらい部分もあるけど、特定の拘りを持たず、広く浅くと言ったタイプのプレイヤーには安心してオススメできる陵辱ゲームと言えるかな。極端にグロテスクな描写は少ないので、人体改造系は苦手だという人もOKだろう。とりあえず、オススメ度は☆3つ。実用性重視のヌキゲーがやりたいという人なら、プレイしてもいいかと。

   使い方

攻略

最初の選択肢で攻略キャラが決定し、その後の勝敗でエンディングが分岐するシステムだ。6種類のエンディングを見ると、場面回想の左下にオマケシナリオが追加されるので、それを見ればコンプリートとなる。

（by Suno）