おキツネ中出し恩返し〜お姉さんの中でいーっぱい気持ちよくなってね〜

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助けたキツネが美女になって恩返し

©Norn

田舎町で暮らす大学生の主人公は、ある日、怪我をしたキツネを助けた。キツネを山に返し、アパートに帰ってくると、そこに見たこともない美女が尋ねてきた。しかも、よく見れば彼女の頭には獣耳が、お尻には尻尾が付いている。その美女、葛葉は、主人公が助けたキツネが変身した姿だったのだ。恩返しにやってきたキツネと、人間のＨな同棲生活の行方は？

鶴の恩返しならぬ、キツネの恩返しということで、物語そのものは至ってシンプル。ヒロインである葛葉はキツネなので、人間社会のことはよく知らない。当然のことながら料理などの家事をやらせても失敗ばかり。それではＨなことで恩返しということで、エロになだれ込んでいくと。後はひたすらエロの連続。物語終盤には、一応、山場と言える事件が起こるけど、それほど大きなものではないし、結末も予想の範囲内。純愛系エロに特化した、割り切った作りのゲームといえそうだ。

Ｈシーンに関しては、和姦オンリー。緊縛なんかもあるにはあるけど、葛葉はそれを嫌がっていない、と言うより相手が主人公ならなにをされても嬉しいというノリだ。主人公もＨに不慣れな純情青年という設定なので、どちらかというとヒロインがＨをリードしていくというシチュエーションが多めだね。さらに言えば、ラブラブいちゃいちゃの雰囲気のものばかりなので、ヒロインといちゃいちゃするゲームが好きという人に向いていそうかな。

©Norn

プレイしていて気になったのが、CGの使い回しが多いこと。このゲームはセーラー服やファミレスのウエイトレス、裸エプロンなどのコスプレＨが多くて、コスプレ好きの人にも楽しめそうなんだけど、コスプレＨのCGの多くが使い回しになっている。もちろん、差分CGは用意されているし、テキストはシーンに合わせたものになっているので、あからさまに手抜きという感じはしないんだけど、専用CGが欲しかったなぁというのが正直なところだ。もっとも、低価格ソフトであることを考えると、あまり贅沢も言えないんだけどね……。なお、CGは差分抜きで13枚、Ｈイベントは11用意されている。

あと残念だったのが、シナリオの分岐が無く、物語が1本道であること。選択肢によってイベントの分岐はあるんだけど、どの選択肢を選んでもエンディングは一緒。低価格ソフトとはいえ、「ゲーム」なのだから、シナリオの分岐は作って欲しかった。とは言え、低価格ソフトの中でも特に安価な部類に入るゲームとしては、悪くない出来なんじゃないだろうか。見た目は色っぽいお姉さん、性格はあどけなくて無邪気という葛葉もかわいいしね。手軽にサクッとエロを楽しむ作品であるということを理解した上で、CGが気に入ったならプレイしても損はないと思う。

   使い方

攻略

レビューで書いたように、このゲームのエンディングは選択肢に関係なく1つだけ。ただし、イベントの分岐はあるので、選択肢が出たらセーブしておこう。だが、困ったことに、このゲームは選択肢が出るとセーブできなくなるという仕様。そこで、選択肢が出る直前のメッセージをここに書いておくので、プレイの参考にして欲しい。まず、チャートではセーブポイントを作っていないが、最初の選択肢は「ど、どうしよう……悩むぞ」の直後。セーブ1は「今更、先ほどまでの真面目な雰囲気を取り戻そうとしても無駄だし……ここは、素直に選択を楽しませてもらうしかないか……」、セーブ2は「照れ臭さを感じながらも、僕は腕を組み、どちらを選ぶか真剣に悩み続けた」の直後だ。

（by Suno）