ハラマセテ戦乙女

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女神たちを堕として復讐できるか!?

アースガルドで権力闘争に明け暮れる神オーディン。その尖兵として働く戦乙女（ヴァルキリー）たちを人間界ミドガルドに誘い出し、仕掛けていた罠を利用して捕らえることに成功した下級天使ラグナエル。ヴァルキリーたちを支配下に置き、神の力を手に入れるため、禁断の秘技を使い彼女たちを絶対服従の牝奴隷へと調教してやるのだ！

Copyright © 2003-2008 祭企画. All Rights Reserved.

気高き神の使いであるヴァルキリーを、居として構えたミドガルドの魔城に誘い込み、捕らえて調教していくという物語だ。相手を認めなければ孕むことのないヴァルキリーを快楽で堕落させて、孕むことを望ませようという神を冒涜する背徳的なシチュエーションがこの作品のセールスポイントとなっている。魔城の結界内では力を失うヴァルキリーたちが、魔城やラグナエルから与えられる媚薬と快楽の責めに抵抗していくさまが見どころだ。

ヒロインはヴァルキリーたちの最高位のエレノアと、最強のヴァルキリーであるイリス、エレノアの娘で優秀なユーニスの3人だ。いずれも気高き女神で、それを穢していくシチュエーションが魅力的な作品だといえよう。本作の特徴は、調教する相手を選ぶだけでなく、その調教シーンを強制的に見せる相手も選ぶということだ。母であるエレノアが調教されるシーンを娘のユーニスに見せたり、その逆を……ということが行なわれる。快楽で堕ちゆく過程を見せられて「見損なった！」的に責められたり、堕ちてしまったことを自覚して仲間と視線を合わせられなくなるみたいな演出があって、かなり楽しむことができた。

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ほかにも人間界で住民を相手に公開調教をするだけでなく、オーディンを祭っている教会でオーディンに見せつけるように交わるなど、倒錯的なプレイが用意されていて素晴らしい。オーディンの苦悶の声もあるので、凄まじい寝取り感を味わえる人もいるかもしれない。かつての師にまぐわうところを見せつけて罵倒されるシーンもあるしね。プレイヤーによっては、かなりゾクゾクさせられちゃうかもね。ヒロイン3人の堕ちる演出は異なっているが、スタッフは煽りどころをよくわかっているという印象だね。

ゲームのシステム面は便利な機能はほぼ揃っているので快適なプレイができるだろう。ただ、スキップ機能が有効だとクイックセーブを押せないというやや惜しい面もある。おまけのほうでは、CGモード枠は255個あるが差分CGも全部別の枠を使っているため、実際には差分抜きだと80枚といったところ。回想は35シーンだがバッドエンドも登録されるため、実質34種類だと考えてほしい。

ヴァルキリーたちを堕としたいと思う人にはぜひプレイしてみてもらいたい作品だ。個人的には、仲間に調教を見せつける設定がかなりお気に入り。どういう反応を見せてくれるのか楽しみで、誰に見せるか選ぶときにワクワクしてしまった。堕ちてゆく母エレノアを罵倒する娘ユーニスとかあってかなりよかったよ。

   使い方

攻略

ゲーム期間はわずか10日なのでほとんど余裕がない。エンディングはエレノア、イリス、ユーニスそれぞれに3種類、ハーレムに2種類、それとBADENDだ。攻略したいヒロインの孕ませゲージを最大にしてそのヒロインのルートを確定させたあと、もう1人をゲージの6割ほどまで上げた場合に発生する2人攻略のエンディングがあるが、エレノアにはイリス、イリスにはユーニス、ユーニスにはエレノアと相手が決まっていることに注意が必要だ。例えばエレノアルートでユーニスの孕ませゲージを伸ばしても意味がない。

シーン回想には本編で選んだ選択肢しか登録されないため、シーン回想で両方の選択肢を選べるようにしたいなら、クイックセーブを活用して＊マークの部分の選択肢はもう片方のフィニッシュ選択肢も選んで一度シーンを見ておく必要がある。

（by 天城螢）