奪痴人妻〜おまえの妻はオレの肉人形〜

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双子の弟の妻をSM調教

裏社会に生きる主人公は、母親から双子の弟がいることを聞かされる。調べてみると、弟は一流企業のエリートビジネスマン。それに対して主人公は、アル中の親父に殴られ、まともに教育すら受けることができなかった。この違いはいったいなんなんだ？　そう考えた主人公は、復讐のために弟になりすまし、弟の妻である一ノ瀬里奈を牝奴隷として調教することを考えるのだった。

©MarryBell

ゲームとしては、ストレートなヌキゲー。人間のクズである主人公が改心するとか、調教していた人妻との間に愛が芽生えるとかといった、温い展開は一切ナシ。最初から最後まで鬼畜な調教シーンの連続なので、その手のストーリーが好きな人にはヒットしそう。ただ、正直にいって、ストーリー的には特別な盛り上がりもなく、淡々とした感じだ。主人公の兄は監禁されているし、主人公の敵となる存在がいないからだと思うけど、もう少し起承転結がハッキリしていてもよかったかな。なお、攻略可能なキャラクターは主人公の兄の妻である一ノ瀬里奈と、主人公の兄の大学時代の後輩である絹衣沙夜香となっている。ゲーム全体のボリュームを考えれば、攻略可能キャラが2人というのはバランスがよかったんじゃないかな。

このゲームのメインは、なんといっても調教シーンだろう。では、その調教シーンはどうかというと、かなり好みが分れるところだろう。このゲームの主人公は、超早漏で、セックスそのものにはそれほど興味がないという性癖の持ち主となっている。そのため、調教シーンでも、主人公がヒロインを犯すシーンはほとんどない。バイブを使っての責めが中心となっているので、物足りないと感じる人もいそうだ。たまにヒロインが犯されるシーンがあっても、犯しているのは主人公以外の人間だったりするので、ヒロインがプレイヤーキャラ以外に犯されるのは我慢できないという人は、手を出さない方が無難かもしれない。また、スカトロシーンがかなり多めになっているのも特徴の1つ。これまた好みがはっきり分れてしまうシチュエーションの1つじゃないかな。スカトロが嫌いで、調教はヒロインを犯してナンボと思っている人にとっては、地雷といってもよいレベルなので要注意。逆にヒロインに恥辱を与え、人格を破壊していくような調教が好きな人ならば、このゲームのＨシーンを楽しめるんじゃないかと思う。

©MarryBell

システム面ではプレイに必要なものは一通り揃っていて、快適にプレイが可能。CGはイベントCGが差分抜きで33枚、カットインCGが7枚あり、イベント数も32と、価格を考えれば十分な内容。Ｈシーンのテキストもそれなりに尺があるので、プレイしていてボリューム不足は感じなかった。ただし、ゲームの進行がストップしてしまうという、致命的なバグがあるのはいただけない。もちろん、修正差分は既に出ているので、プレイする上では問題ないけど、差分を出せばいいというものではないだろう。1度テストプレイをすれば発見できるバグなのだから、発売前にしっかりとデバッグしてほしかった。

一応、オススメ度としては☆3つを付けてみたけど、プレイヤーの嗜好によってかなり評価が変わってしまうゲームだと思う。スカトロが嫌いだったり、本番シーンがないのは納得いかないという人なら、☆2つくらいになってしまうだろうしね。逆にスカ耐性があり、ヒロインを嬲るのが好きという人なら、☆1つプラスして考えて良いかも。

   使い方

攻略

会社の会議中にどう思ったかで、シナリオは大きく2つに分岐する。「正直、どうでもいい」を選べばハーレムエンド、「こういうドロドロしたのは好きだ」を選べば個別エンドとなる。さらに、個別エンドは最初の本当の夫とのＨシーンで、中出しをしたかどうかでエンディングが分岐するようになっている。

（by Suno）