操淫人形〜淫乱カウンセリング〜

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洗脳方法を編み出した男が主人公で登場！

カウンセラーの糸島の前に患者の香坂由南が深刻な表情で訪れた。彼女は男たちにレイプされ、それがトラウマとなっていたのだった。由南のカウンセリング方針に悩む糸島は、次の患者でレイプされかけた過去を持つ朱乃に挑発され、朱乃をレイプして彼女の処女を奪ってしまう。舌先三寸で朱乃を丸めこんだところ、これまでのカウンセリングで治すことのできなかった彼女の症状が快方に向かったのだ。凌辱がカウンセリングになるということに驚く主人公は、由南も凌辱カウンセリングできないかと算段をやりくりすることに……。シリーズのテーマとなっている洗脳方法を発見した男が主人公のシリーズの要となる作品だ。

前作の『操淫人形〜女学生を操る男〜』よりも前の話で、前作で黒幕だった由南がレイプされて処女を失う回想シーンから入っている。その直後の朱乃の凌辱はストーリー本編への導入として描かれているだけで、媚薬を使って由南をレイプし、弄んでいくことになる。本作を調教ものと考えると激しく裏切られると思うので注意してもらいたい。主人公から最初の凌辱を受けた時点で即堕ちするためだ。凌辱する側を驚かせる展開で、さらなる快楽を求めてくるからね。おかずゲームとしてはこういうビッチなヒロインもありだろう。由南が快楽に溺れて堕ちたあとは唐突に5年が経過するのには驚かされるかもしれないけどね。

本編となる5年後の世界では、由南は仕事では有能な助手として、プライベートでは忠実な牝奴隷として主人公に付き従っている。その2人の前に生意気な小娘の沙紀が現れる。この沙紀がメインの凌辱対象だ。由南はレイプで悩んでいたことが嘘のように性の虜となっており、進んで相談に来る女性患者を堕とす手伝いをしている。まあ前作をプレイしていれば由南がそんなところで収まるわけがないのがわかるけどね。先が読めるとはいえ、エロくいろいろなシチュエーションを魅せてくれる。病んでいるとしか思えない由南にハメられる主人公の散りざまもなかなか楽しめると思うよ。死ぬ間際に己の作品の仕上がりを見れるのだから。まあ、それが失敗だったとはいえね。

ゲームのシステム面では特筆するようなものはない。今どきの快適なシステムの標準機能を一通り装備しているといったところだ。CGモードのほうは21枠だった。うちのGame専用WindowsXP環境ではシーン回想を選ぶとゲームが確実に落ちて全然利用できなかったので今回はシーン数は数えていないが、CG枚数とプレイした感じでは前作同様でこの価格帯ではコストパフォーマンスが高いほうだろう。落ちるときのエラーダイアログを見た感じ、ゲームのバグだと思うけどね。回想シーンを見られるのが大前提という人は様子見がよいかもしれません。メーカーの公式サイトで修正ファイルの配布が始まった。回想は19種類となっている。ダウンロード販売を行なっている「キャララ!!.CC」では回想モードが使えるように修正されたものが現在販売されているようだ。おそらくほかのダウンロード販売サイトも修正済みの製品がダウンロードできるようになっているのではないかと思われる。

前作『操淫人形〜女学生を操る男〜』をプレイした人で、由南が気になった人にはたまらない作品かもしれない。由南の過去と彼女がどのようにしてセミナーの責任者になったのかが語られているからね。おかずゲームとしてのコストパフォーマンスは優秀だと思うので、気になったら試してみてもよいのでは？　ただし、前作同様で（今回は予想できるわけだけど）プレイヤーの分身たる主人公がどのエンディングでも死ぬというのがネックかな。ほとんどのプレイヤーはそんな展開は求めていないしね。なんか「作り方を間違ってるんじゃね？」と思う。自傷的な願望を持っている人が多いとでも思っているんだろうか？

   使い方

攻略

エンディングは3種類で選択肢も少ないため、コンプリートするのは簡単だと思う。一応チャートを掲載しておくが、なくても楽勝じゃないかな。

（by 天城螢）