ニセ教師〜性活指導ADV〜

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教師になりすまし女学生や女教師を喰いまくれ！

ある日、主人公・佐藤雅人のもとに、同姓同名の別人宛の荷物が誤送された。同じ名前の人物が何を買ったのか興味をそそられ中身を確認してみると、そこには「柏陽学園に教師として赴任する権」と書かれた書類と、数種類の薬品・媚薬が入っていた。送り主が運営している闇サイトのアドレスが書かれていたのでさっそくアクセスしてみると、そこには数々の鬼畜商品が販売されていた！　どうやらこの凌辱セットは本物らしい……。このチャンスを逃す手はない。柏陽学園に赴任し、欲望のままに女学生や女教師を調教してしまおう!!

©Nomad

本作は学園を舞台にした凌辱AVGだが、どちらかといえばオムニバス形式のAVGに近い作りだね。キャラクター選択画面で凌辱したいヒロインを選ぶだけで、サクサク物語は進んでいく。22名ものキャラ（6人の原画家が描いている）が登場するけど、分岐や難易度の心配はご無用だ。凌辱したい女のコを選ぶと、ターゲットが完全に堕ちるまで一気にストーリーが進み、1話読み切りで各キャラのエピソードが完結する。個人的には調教済みのキャラを手駒にし、別のキャラを堕としていく「凌辱の連鎖」構成が好きなので、本作の読み切りスタイルはちょっと好きになれなかったッス。まぁ、複数の原画家を起用したことで、キャラ同士を絡めるシチュエーションを描きにくくなったんだろうね。

さて、本作は20名を超える登場人物を描いているのが最大の特徴であり、その特徴ゆえの長短所がハッキリと現れている。まず、長所の方だが、これは何といっても「豊富なキャラによる多彩な凌辱シチュエーション」に尽きる。6人の原画家を起用しているのでキャラの描き分けに無理がなく、個性的なキャラがより取り見取り！　しかも、部活動に所属しているキャラが多いので、ユニフォームを着用したコスプレが楽しめるのもポイントだ。「この原画家の絵はど〜も好きになれない」といった相性問題がなければ、ビジュアル的な満足度は非常に高い。豪華幕の内弁当的な彩り・絢爛さが味わえるハズ。

©Nomad

一方、短所となるのは、各キャラの調教シナリオの薄さだ。回想モードには72ものＨシーンが登録されるので、トータルのCGボリュームは十分満足できる。しかし、1ストーリーで見てみると、平均3回ぐらいのＨシーンで構成されている。正直、ヒロインが堕落するまでを描くには、3回のＨでは物足りない。というか、3回で堕とすには無理がある。無理があるから「媚薬を使って犯せば何とかなる！」という強引な展開ばかりになり、どのシナリオも似た味付けに……。1回目の凌辱で媚薬に頼り、即堕ち状態になるケースが多いのだ。優等生に問題児、令嬢も女教師も、快楽の虜になった変態痴女or従順なドＭ少女に早変わりしちゃう。せっかくの多彩なキャラ設定を、存分に生かし切れていない印象を受けたッス。まぁ、1回目の凌辱から即堕ち状態に持って行かなきゃ、尺が足りなくなるんだろうね。

あと、複数のシナリオライターを起用しているせいか、物語の整合性や統一感が今一歩なのも気になるね。とくに疑問符が残ったのは、物語冒頭で出てきた凌辱セットをオーダーした人物の存在。同姓同名の佐藤雅人は、荷物が届かず平然としているハズがない……。主人公は何週間も学園に滞在し、調教に没頭してて大丈夫なのか？　もし仮に、荷物をオーダーした人物が最初から存在せず、何らかの理由で闇サイトが主人公に凌辱セットを送りつけていたのなら、そのあたりの種明かしをラストで説明した方が物語全体が引き締まると思う。全員犯したあと、ハーレムCGを見せてハイ終わり〜、というのはちょっと残念だな。というワケで、オムニバスっぽい構成ゆえに生じてしまうマイナス要素もあるが、「気に入った女は後先考えず犯す！」という、単純明快な抜きゲーとして高く評価できる作品。ご贔屓の画師が多ければ、買って損はしないと思うよ。

   使い方

攻略

物語を進めると凌辱ターゲットが徐々に追加されていくので、凌辱可能な人物から順番にクリアしていけば自然にエンディングまで到達する。途中無茶をするとバッドエンドに到達するので、それだけチェックすればOKだ。中出し・外出しで結末は変化しないので、どちらで通過しても問題ない。チャートは中出しメインでプレイしてるので、カッコ内の外出しはその場で確認するか回想でチェックしてほしい。

（by イ・ヤン提督）