麗姫奴隷闘技

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姫様と女騎士の最低な公開凌辱ショーは今日も満員御礼!!

高貴なお姫様と女騎士。簡単には折れない心を持ち、まともに戦えば恐ろしく強い。王国の象徴でもあったこんな2人を、国民たちが見守る闘技場で公開凌辱!! うーん、実に潔いコンセプト、いいね!!

主人公のクライド将軍は、荒くれ者揃いの軍の大将らしく粗野で粗暴、部下からの信頼は篤いが貴族や教会からは疎まれていた。そんな彼は国王が自分に処罰を与えようとするもんだから勢いで国王殺害、国を乗っ取ってしまう。でも周辺国は敵だらけ、国の地盤を固めるために資金や人脈が必要だ。そこで先王の娘であるエレナと、エレナの側近の女騎士ロゼットを公開凌辱するよとチケットを販売してみたらもうバカ売れ!!　敵対国家の重鎮までお忍びでやってくる始末だ。どいつもこいつも等しく腐った王国は、今日も闘技場でショータイム!!

© 黒姫

本作の舞台はファンタジーなんだけど、あちこちに皮肉を効かせた夢のないテキストが結構楽しく、設定とか難しく考えなくてもすいすいと読める。展開のテンポも小気味良く、オカズウェアとしても良い感じだ。

要となるＨシーンはなかなかCGも綺麗で、特にヒロインたちが闘技場に出る時の立ちキャラは立っているだけなのにヒラヒラな服装がエロく、特に姫様の方など髪型も相まってほとんどドラ○エの踊り子。そして闘技場で負ければ凌辱タイム!! 誰と戦わせるかはある程度なら選べるので、単体の敵を選べば単体での凌辱、複数の敵を選べば輪姦凌辱となる。ある意味全裸よりエロいコスチュームで凌辱されるＨシーンは、長いわけではないが皆が見ている公開凌辱というシチュエーションをきちんと盛り込んだそそるテキストで、淫欲にかられた観客たちと、普段は凛々しいヒロインたちが淫らに堕ちる落差をきちんと見せてくれているぞ。

ゲーム全体の流れとしては、どちらのヒロインを闘技場で戦わせるかを選んだ後、ぶつける相手を選択→確実に凌辱に持ち込むための仕掛けを選択、というのを繰り返すことになる。仕掛けの選択を誤った場合はヒロインが勝ってしまい凌辱は見られない。

© 黒姫

こういうゲームの場合、ヒロインがいかに凛々しく強いかを見せることでＨシーンのギャップが楽しくなるわけだが、ゲーム開始時のプロローグで長々とそれを描かれるとなかなかＨが始まらないために萎えてしまう。だが本作はそれを上手いやり方でクリアしている。凌辱までのプロローグは短く、戦う前の成功失敗の2択選択肢で簡単な緊張感を、失敗した時はそれはそれで彼女たちが敵をうち倒す鬼神のごとき強さを見ることができる。オカズウェアとしての実用性とAVGっぽさ、キャラの描写をすべて満たす良い方法だと思う。

総評としては、一定以上の質をキープしているCG、設定をきちんと生かしたシチュエーション、読みやすいテキストなど、丁寧にできているソフト。システム的にはセーブデータが5つまでしか保存できないが、全体の構成がシンプルで短いのでそれほど問題ではない。欠点があるとすればむしろ、そのシンプルで短い構成だ。オカズウェアとしてはすぐＨシーンが見られるのは良いことだが、それゆえに全部で14あるＨシーンすべて見終えるのもあっという間。低価格ソフトだからと割り切れば問題ないが、あっさりしたエンディングも含め、もうちょっとボリュームがあれば良かったのに…と思ってしまう。もっと見たいと思うのは、それだけ楽しんでプレイできたからでもあるんだけどね。

   使い方

攻略

選択肢が出たらウインドウ上部の「保存」タブを使ってセーブしよう。ロゼットとエレナの攻略は同時進行できないので、それぞれのENDに向けて実質的に2回プレイすることになる。戦闘前の仕掛けをわざと間違えて負ける展開を見てみるのも悪くないが、2回負けた状態で最後まで進めるとBAD END（CGなし）。

（by 葉柳）