禁区に咲く花。〜愛慾の母子草〜

Twitter縺ｧ縺､縺ｶ繧�縺�

母と従姉妹とコスプレＨ

専門学校の卒業を目前に控えた主人公はアルバイトと就職活動に忙しい日々を送っていた。そんなある日、主人公はオナニーに耽る母、及川美沙子の姿を見てしまう。従姉妹で恋人の及川日奈にＨを許してもらえないこともあり、しだいに母に惹かれていく主人公。そして、ついに禁断の一線を越えてしまい……。

©ブルゲDL

ゲームはブルゲDLの前作『禁区に咲く花。〜淫徳の牝姉妹〜』の続編ともいえるもの。同じ世界での物語であり、時間軸的には『淫徳の牝姉妹』のエンディング後となっているようだ。今作のヒロインである及川日奈と『淫徳の牝姉妹』のヒロインの光村英梨子が友人同士で、立ちキャラだけではあるものの今作にも登場するので、前作をプレイしているとちょっと楽しめるかも。もっとも、ストーリー的な繋がりはまったくないので、本作を単独でプレイしても問題はないけどね。

ゲームは恋人がいながら母と関係を持ってしまった主人公、という感じのもの。ヒロインは母の及川美沙子と従姉妹との及川日奈の2人。ストーリーやＨシーンのボリューム的には美沙子の方がメインといえる。ただ、母親の及川美沙子が息子との関係に罪悪感を持っているのは本当に最初のうちだけで、すぐに主人公よりもノリノリになってしまうのでインモラルさはあまり感じないかな。むしろ、コスプレＨをメインとしたヌキゲーと考えた方が良いかもしれない。ヌキゲーと考えればＨシーン数は21、それぞれのイベントの尺もそれなりにあるので、実用性はまずまず。コスプレでのＨは10シーンあり、コスプレＨが好きな人なら満足できる内容ではないだろうか。

ゲーム的には毎日夕方に「残業する」、「日奈とデート」、「コスチュームショップに行く」などのコマンドを選ぶことで進んでいくもの。コスチュームショップに行くと新しいコスチュームを入手できるわけだけど、コスチュームが完成するまでに時間がかかり、コスチュームの種類によってかかる時間が変わるのがゲームのポイント。完成に時間のかかるコスチュームは早めに注文しないと手に入れることができなくなってしまったりするわけだ。このあたりは低価格ソフトとしてはゲーム性が高いといえるかな。ただ、残業やデートは選択しても何も起こらないことが多いので、もうちょっとイベントを増やすか、選択肢を減らしてほしかった。繰り返しゲームをプレイしていると、何も起こらないと分かっているコマンドを選択するのが苦痛になってくるからね。それ以外ではクイックセーブがないのが不満なくらいで、比較的快適にプレイ可能なシステムでしょう。

©ブルゲDL

このゲームの最大の問題点はブルゲDLのホームページでの誇大広告だと思う。ホームページを見ると、コスチュームの有無によって同じシーンでも2種類のエッチを楽しむことができると書かれている。だけど、実際のゲームでコスチュームの有無によってＨシーンの内容が変化するのは2カ所だけ。それ以外はコスチュームがないとＨシーンそのものが発生しなくなってしまう。個人的にはこういうプレイヤーを騙すような宣伝の仕方っていうのは好きじゃないなぁ。また、総CG枚数は80枚以上とも書いてあるんだけど、これは嘘ではないもののやや大げさな表現。80枚というのは差分CGを含めた枚数で、差分抜きでカウントすると30枚。少なくはないけど、特筆するほど多くはないといったところだろう。全体的に見ると価格相応のボリュームはあるのだから、プレイヤーを混乱させるようなアオリ文句は止めてほしかったね。

思ったより背徳感がなかったのが残念だけど、価格を考えればテキストのボリュームは比較的多いし、プレイヤーに考えさせる要素もあって「ゲームをプレイした」という気持ちにさせてくれる作品だと思う。その点でコストパフォーマンスは良好。コスプレメインのヌキゲーが好きならオススメできるかな。

   使い方

攻略

エンディングの条件となるのはウエディングドレスを持っているか否か。ウエディングドレスを持っていないと無条件でバッドエンドになってしまう。ウエディングドレスを持っていれば会いに行った回数の多いキャラのエンディングとなる。会いに行った回数が同じならハーレムエンドだ。美沙子から再婚の話を聞かされた時に賛成すると問答無用でゲームオーバーなので要注意。

（by Suno）