闇の声III〜五芒三欲魔方陣〜

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魔法のアイテムでヒロインたちを堕落させよう

©Black Cyc

人に隠された本性を開放させることができる淫靡な力『闇の声』。この能力を使って有名なお嬢様学園を堕落の園へと変貌させたKだったが、その最後の過程で学園に閉じ込められてしまう。神聖な巫女による強力な結界を打ち破るには学園外に堕落の魔方陣を作らねばならない。そこでKは新任の営業マンとして学園に訪れた森本裕之を篭絡し、自らの使途として学外の女性5人を堕落させる計画を思いつく。こうして魔方陣完成のため新たな5人のターゲットへと魔手が忍び寄るのだった……。

　サクサクとＨまで進む反面、イベント数の豊富さ・濃厚さでは充実している『闇の声』シリーズの第三弾。40日のゲーム期間の中で5人のターゲットを堕落させるためさまざまなアイテムを送りつける、というのが今回の内容です。プレイヤーが直接手を下すのではなく、ターゲットが開花するようにうまく誘導していくというシステムが特徴的だと思います。単に正解のアイテムを送るだけではなく、Aのアイテムを送ると露出好きに、Bのアイテムを送るとオナニー好きになるなど開花の方向性もさまざまです。調教ゲームのような感覚でヒロインを堕としていく楽しみを味わえる作品だと思います。

©Black Cyc

『闇の声』シリーズをプレイしてきた人にとっては大きな変化を感じる3作目ではないでしょうか。まず、システムやグラフィックの質が向上したことが目につきます。シンプルにすっきりとしたインターフェイスになったことでよりプレイしやすい環境になっています。そしてIIまではプレイヤーキャラが自らターゲットに手を加えていたものが、アイテムを送るという手法に変わった点も大きな変化です。道具を用いた間接的な調教となるため、ヒロインの痴態を覗いているような印象が強いですね。IIまでは男キャラをまず手駒にし、それを使って他のヒロインを襲わせるといったプレイが楽しめましたが、今回はそれはなくなりました。この点は凌辱好きの自分としては少し残念でした。堕落させる方向にしても、オナニーだったりレズだったりと少しソフトタッチな方向が多かったですしね。全員堕落させることで最後にプレイヤーキャラと各ヒロインが絡む場面もありますが、完全に受け状態のＨ（堕ちたお姉さんたちに弄ばれる感じ）です。ジャンル的に好きな人もいるでしょうが、自分としてはハードな鬼畜凌辱のほうがよかったかなと思います。

ゲーム期間が短いことでシビアなゲームだと感じました。40日ありますが、ヒロインを発見するまでにも日数を取られるため、実質30日で5人全員を堕落させねばなりません。全員を堕落完了にできない場合はすべてバッドエンドとなります。堕落完了には10日はかかるため、ミスが許されるのはせいぜい2日程度、ほぼ完璧なスケジュールが求められているといっても過言はないでしょう。シリーズを通して最も時間的に厳しいシステムになっていると思います。最短で堕落させるだけではなく、特定のアイテムの組み合わせで発生するヒロイン同士のＨもあることを考えると、もう少し時間的に余裕があった方が気軽に楽しめたかなと。1プレイでより多くのイベントを見れた方が楽ですからね。

   使い方

（by RYO）