VAMPANERA-絶望の地下牢-

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処女を生け贄に捧げ亡き夫を復活させるのだ！

©Distortion

地方領主グレニアム・エヴァンスの妻テレジアは、数ヶ月前に最愛の夫を亡くし悲嘆に暮れていた。そんなある日、副官のゼスからとある情報がもたらされる。なんでも、ゼスが入手した魔導の書に「破戒の法」が記されており、その手順通りに儀式を成功させれば、故人グレニアムを蘇らせることができるらしいのだ。さっそく城下町から生け贄の少女（カチュア）を選び、儀式を始めるテレジア。果たして、亡夫は願いどおりに蘇るのだろうか？

本作は2005年12月16日に6800円で販売された作品を、お買い得価格の3200円で再版した3D調教AVGだ。元々がミドルプライスのソフトゆえ、低価格ソフトよりひとまわりボリューミー。価格を値下げしたことで、お買い得感がグッと高まったね！　ゲームは調教ムービーを鑑賞するスタイルに近く、テキストを読むAVG部分はわりと短め。調教コマンド6種類をクリックするだけでサクサク物語が進んでいくので、ゲームを解いた満足感は少し得にくいかもしれない。どちらかといえば、ビジュアル重視の人にオススメの作品だろうね。

©Distortion

個人的に×だった部分は、テキストなしのフル音声ムービー。テキストなしでもOKなのだが、基本的に喘ぎ声＋反復動作でＨが構成されてるので、ループ状態に入ったのか否か判断しにくいのだ。不用意にマウスをクリックすると全シーンスキップしてしまうので、マウス操作にすごく神経を使ってしまった。ループ状態に入ったら画面に「NEXT」マークを入れるとか、何らかの合図がほしかったな。もしくは、Ｈシーンのアングル変化時、ユーザーにクリックさせず、最初から最後まで自動で進む仕様にするとかね。また、回想モードの使い勝手が悪いのも残念なポイント。例えば「饗宴の儀」を丸ごと登録してくれればいいのに、アングル変化ごとに分割登録してるので、1シーンを一括鑑賞できないので少し不便だ。分割登録したため回想には125シーンものＨがあふれ、お目当てのシーンを探すのも一苦労。調教コマンドごとに登録すべきだったのでは？

ムービーの表示法や回想シーンの仕様には不満が多少あるものの、Ｈシーンの満足度は上々でござった。貧乳のテレジアは胸の動きが少ないので今ひとつ萌えられなかったが、カチュアの巨乳はエロスの宝庫！　柔らかそうなおっぱいの質感、タプタプした重量感ある動き、乳房に対する乳輪の大きさがGOODバランス!!　オッパイ好きな拙者としては高評価だ。やや表情の変化が乏しい人形チックな3Dキャラだったので、胸の動きもあまり期待してなかったのだが……。イイ意味で裏切られたッス。あと、触手とは少し違うけど、ウミヘビっぽい配色の生物がイイ味出してるね。ヌラヌラした肌色ベースに、黒い帯状の柄がかなりグロい。見慣れた赤や緑の触手とひと味違い新鮮でござった。静止画触手もいいけど、3Dならではの動きある触手も捨てがたい魅力があるね。というワケで、システムに何点か不満があるものの、低価格での再販ということでお買い得感の方が不満より上回る感じ。3Dムービーが好きな人はご検討あれ。

   使い方

攻略

既存の調教コマンドを実行すると、新規コマンドが追加されるシステムだ。複数回実行すると内容が変化するコマンドもあるので、ルーチンワーク的にグルグル使い回すのが無難だ。「饗宴の儀」を進めると、ステージが先に進んじゃうので未回収コマンドが出ないように注意すべし。ちなみに、Vista正式対応はしてないが、不具合なく動作しましたのでご報告を。

（by イ・ヤン提督）