とらぶる！シスタールーム

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美人姉妹と一緒にアパートに監禁されて!?

©UNDEAD

主人公と来玖瑠は幼なじみ。ある朝主人公が目を覚ますと、住んでいたアパートの部屋に来玖瑠姉妹の姿が。しかも、部屋から外に出られなくなっている。慌てる3人の前に現れたのは、ヘンなタコ型宇宙人。その宇宙人が言うには、主人公は制限時間内に姉妹のいずれかをパートナーとして選ばなくてはならない。選ばない場合は人類を殲滅すると言うだの。かくして、奇妙な共同生活がスタートした……。

かなり危機的な状況で物語はスタートするものの、ストーリー展開は至って呑気。宇宙人のジャックは主人公たちに酷いことをしたりはしないし、それどころか頼めばたいていのことはかなえてくれるという便利な存在。ゲーム終盤で多少シリアスな展開もあったりするけど、オチは読めてしまうし、それほど特筆するほどのものじゃないかな。ただ、この終盤でのジャックは男前でかっこよかった。王道的展開ではあるんだけどね。まあ、エロゲーをプレイして、一番のお気に入りキャラが落書きのような絵のタコというのは、どうかという気もするけど……。

それでは、美人姉妹と狭いアパートの一室に閉じこめられるというシチュエーションを活かしてエロ三昧になるのかと思ったら、以外とエロに突入するまで焦らされたという感じ。やさしい姉の来玖瑠聖と勝ち気な妹の来玖瑠愛のキャラ萌えイベントも少ないし、かといってエロエロでもないという、ちょっと中途半端な感じだね。完全に据え膳状態で物語がスタートするんだから、ゲームスタート直後からかエロ全開でも良かった気もするかな。

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ゲーム中盤以降はＨシーンの連続で、ほぼヌキゲー状態。Ｈシーン自体は3P、フェラが多め。UNDEADの前作『Sweet Room』に比べてイベント数もアップしているし、イベントの尺も長くなっているので、コストパフォーマンスはアップしているね。姉妹との3Pというシチュエーションが好きなら、実用に耐える内容ではないかと。ちなみにCG枚数は差分抜きで63枚、イベント数は35となっているので、価格を考えれば健闘している方でしょう。CGは前作と比べて塗りが変わったのが、白っぽくなっている気もするけど、まあ好みの範囲内かな。原画家のJOY RIDE氏の絵が好きならOKでしょう。

システム面では前作とほぼ同じ。一般的なコマンド選択型AVGで、不満はないけど特筆する部分もナシ。メッセージスキップが途中で解除されてしまうと言う悪癖もそのまま。この点だけは改善して欲しかった。あと、ゲームプレイ中のことではないけど、インストーラーを立ち上げると問答無用でテンポラリフォルダにファイルを解凍し始めるのは問題があるのでは？　環境によってはＣドライブは空きがほとんど無いということもあり得るわけだし。このゲームをプレイする際はシステムドライブに十分な空き容量を作っておきましょう。

トータルで見るとエロメインのヌキゲーにするのか、キャラの魅力を押し出した萌えゲーにするのか中途半端になってしまったという印象。最初から最後までエロで突っ走ってくれたらオススメ度☆4ついけたんだけどなぁ。ともあれ、JOY RIDE氏の絵が好きで、3Pが好きならヌキゲーとして使える。お手軽な実用系ゲームを求めるならプレイしても損はないかと。

   使い方

攻略

ストーリーは聖と愛の二択になった時にどちらを選ぶかで分岐。ハッピーエンドは聖と愛をバランス良く選んでいけばOK。バランスを崩すとバッドエンドとなる。バッドエンドは聖と愛の2種類があるので、両方を見ておくこと。

（by Suno）