シャッターチャンス・ラブ

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ヤラセ盗撮写真で借金返済

部員4人、顧問の先生を合わせても5人しかいないという弱小文化部、写真部に所属する主人公たちは夏休み恒例の撮影旅行に出発した。ところが、旅行中のアクシデントで300万円もの借金を背負うことに。追い詰められた主人公は、学園のサークル活動費に手をつけてしまう。3カ月後のサークル連合活動報告総会までに穴埋めをしなければならなくなった主人公たちは、ヤラセ盗撮写真を撮って、雑誌に投稿し始めるのだった。

©Puzzlebox

まず、このゲームを盗撮メインのゲームと考えるのは間違い。確かに最初はヤラセ盗撮写真を撮るんだけど、すぐにセミヌード写真とかになってしまうし、そもそも写真撮影すること自体が少なかったりする。主人公はヒロインが好きということが前提としてあるので、えげつない写真を投稿するっていうのはできないわけだしね。さらにいえば300万円の借金というのも、最後は超展開ともいえるどんでん返しであっさり解決してしまうので、ストーリー性というのもあまり期待できない。

このゲームの魅力は、登場するヒロインのキャラクターにあるんじゃないかと思う。明るく竹を割ったような性格の幼なじみの二宮光流、「局地的人間災害」の異名を取る前部長の三浦雨音、容姿は幼いけど内面はしっかり者の四谷笑、頼りない顧問の先生である五十嵐操の4人はよく描かれているね。個人的には友人以上恋人未満の関係だった2人がしだいに意識し合っていくという展開の光流や、主人公のことが好きなんだけど素直になれないツンデレ展開の雨音なんかは特に好み。ただ、Ｈシーンが少ないのはちょっと残念。イベント自体は結構あるんだけど、そのほとんどがセミヌード的なもので、Ｈシーンとはいえないものばかり。投稿者新雑誌に投稿するという設定を活かせば、もっとエロを増やすこともできたんじゃないかなぁ？　ちなみにCGは差分抜きで73枚とかなり少なめ。

©Puzzlebox

そして、CGの少なさなどよりもっと問題なのがゲームシステムだろう。ゲーム自体はコマンド選択型AVGで、特に変わった点はない。問題なのはトレジャーハント。このゲームではゲーム画面のどこかをクリックするとアイテムを手に入れることができるようになっていて、このアイテムを集めることでおまけシナリオを見ることができるようになっている。アイテム数は100で、全てを発見するのは至難の業。しかもアイテムを見つけるためにシナリオを読むことをストップして、画面をクリックしまくらなければならないわけで、物語に集中することができなくなってしまう。もちろん、制作者側が物語に集中してもらっては困るというのならこのシステムは正解だろうけど、あくまでゲームのメインはヒロインのキャラクターや物語のはず。そうしたキャラクターや物語に集中できなくなってしまうのだから、このトレジャーハントは失敗だったんじゃないかな。こうしたシステムにするなら、アイテムのある部分にはアイコンを表示するとか、もうちょっと工夫して欲しかったね。

ゲームをクリアするだけなら難易度は低いので、ゲームをコンプリートすることに拘らないという前提で、学園恋愛モノが好きな人にオススメ。所謂萌え系のCGではないので好みは別れるかもしれないけど、それが気にならないならキャラクターのかわいさでオススメ度☆3つというところかな。

   使い方

攻略

最初の2回の選択肢は全てを選ばないと先に進めず、エンディングはその後に出てくるキャラ選択で決まるシステム。キャラ選択の選択肢が出たところでセーブをしておけば効率よくエンディングが回収できる。アイテムに関しては全てをチェックしきれなかったので、シーンが変わるごとに画面全体をくまなくチェックして探して欲しい。立ちキャラの影になっている部分にアイテムが隠されていることもあるので要注意。

☆セーブポイントから

三浦雨音

三浦雨音

中に出す/外に出す

顔に向けて出す/口の中に出す

先輩の中へ、このまま射精/ぎりぎりで抜いてから射精

膣出しする/外出しする

先輩の中に/先輩の体に

【雨音エンド】

☆セーブポイントから

四谷笑

四谷笑

中に出す/外に出す

顔にかける/口の中で出す

中で出す/外で出す

笑ちゃんの中へ、このまま射精/ぎりぎりで抜いてから射精

中に出す/外に出す

【笑エンド】

（by Suno）