ぼくと子宮（ナカ）出し女教師〜先生の中は精液まみれ〜

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学園の寮で美人教師とＨ三昧の日々

主人公は両親の仕事の都合で、寮のある学園に転校することになった。ところが、学園に到着してみると、いきなり下着泥棒に間違われ、その上、寮は入寮希望者減少のために廃止。行き先を失った主人公は、教職員用の寮に入ることに。そこで待っていたのは、主人公を下着泥棒と間違えた3人の女教師と、無口な後輩。先生たちは掃除も料理もまったくできないダメ人間揃い。先生たちのパシリにされながら、主人公の新生活が始まった。

プレイを始める前は女教師に中出ししてエロエロ……ていうのを期待していたわけですよ。ところが、1時間プレイしても2時間プレイしても、Ｈシーンがまったく出てこない。別にＨイベントのフラグを立て間違ったというのではなく、本当にそういうゲームなんだね。このゲームをプレイする人は、エロエロなヌキゲーを期待しているはず。それなのに、主人公は掃除をしたり洗濯をしたり料理をしたりと、延々と主人公の日常生活を見せられることになる。ルートによっても差はあるけど、ゲーム期間は35〜38日程度。まともなＨシーンがあるのは30日目以降。このゲームがストーリー性重視の純愛モノだったら、こういう構成もアリだろう。あるいは最初の30日間は読んでいて楽しくなるようなコメディになっているとか、先生たちに萌えるイベント盛りだくさんだとか言うのでもいいだろう。でなければ物語後半に向けて伏線が緻密に張り巡らされているとかね。でも、このゲームにはそんなものはナシ。ハッキリ言って、最初の30日間は必要なかった気がする。転校初日に先生に押し倒されるくらいの勢いでＨを見せてほしかった。

©MBS TRUTH

ただ惰性でプレイした最初の30日間に対して、終盤の1週間は充分に楽しめる内容。CGはキレイだし、アニメーションも過去のMBS TRUTHの作品に比べてクオリティアップしている気がする。MBS TRUTHのゲームではすでにおなじみになった断面アニメーションも、全画面アニメーションと動きがリンクしていて芸が細かい。個人的に楽しめたのが、「リードセレクトシステム」。これはＨシーンで主人公がリードするかヒロインがリードするかを選択できるもので、ゲーム中でも切り替えが可能。これはテキストが変化するだけで、CGが変わる訳じゃないし、ストーリーに変化があるわけでもないんだけど、Ｈシーンの雰囲気はかなり変わる。先生リードでは女王様然としていたキャラが、主人公リードでは可愛くなったりして、ポイントが高いね。この変化は回想モードでも確認できるので、2つのパターンを見るために、わざわざゲームをやり直す必要がないのも高ポイント。

Ｈシーンで疑問だったのが、コンドームの存在。このゲームではＨシーンでコンドームを付けるかどうかを選択できるようになっている。このシステムって本当に必要だったの？　中出ししようとコンドームを付けようと、基本的にストーリーに変化はないし、『ぼくと子宮（ナカ）出し女教師〜先生の中は精液まみれ〜』というタイトルである以上、プレイヤーは中出しスキーが多数を占めているはず。せめて中出しし続けると孕ませエンドになるとかあれば、話は違ってくるんだけどそれもナシ。それなら、あり得ねぇ！　ってくらい中出ししまくった方が良かったんじゃないのかなぁ。避妊するにしても、外出しで盛大にぶっかけとかならそれなりに楽しめたと思うんだけどね。外出しなんて避妊じゃないといえばその通りなんだけど、ゲームっていうのはファンタジーなんだから、リアルに拘りすぎるのは不毛だと思うしね。

最初の30日間はオススメ度☆2つ、終盤の1週間はオススメ度☆4つ。平均してオススメ度は☆3つ。なんというか、ゲームのコンセプトと実際のゲームが乖離してしまったという感じ。委員長や後輩のルートは削ってもいいから、ゲーム序盤から先生たちのＨをガンガン見せてくれたら☆4つだったんだけどなぁ…。CG枚数は70枚と平均的なところなので、CGが気に入ったならプレイしてもいいかな。

   使い方

攻略

エンディングを見たいキャラを選択していけばいいだけなので、攻略はそれほど難しくはない。先生ルートの最初のＨで、中出しをするとハーレムルートに入る。瑤子、美帆のルートに入るためには、先生のフラグを立てないように、3人の先生を均等に選んでいくこと。

（by Suno）