相姦遊戯−母・あおい編−

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操られてのＨが魅力！

主人公のゆうじと姉のゆりは毎日のようにケンカをしているけれど仲のよい姉弟。そんなふたりをやさしく見守っている母のあおい。普通の家族だったのだが、ある日訪問販売のセールスマンにゆうじが試供品の卓上玩具をもらったことから家族の関係が怪しいものへと変化していく。

©BLACKRAINBOW

このゲームはシンプルなスゴロクで、サイコロを振って止まったマスが赤いとイベントカードを引くことになる。そこで引いたカードによってＨなイベントが発生するというもの。引くカードはランダムというわけではなく、抱擁、接吻、脱衣と徐々にエスカレートするようになっている。ただし、どうやらプレイヤーにも不思議な強制力が働いているようで(笑)、サイコロは選択肢の選び方（強く降るか弱く振るか）で出る目が決まっており、クイックセーブとクイックロードを利用すれば赤いマスに止まるのは難しいことではない。そんなわけなので、スゴロクだからイベントを見るのが大変そうと不安を感じている人はご安心を。赤いマスに主人公が止まるかあおいが止まるかによって視点やイベントが変わることもあるので、プレイするときにはそのあたりを考慮しながらプレイするとよいかも？

CGモードは20個所で回想は20個と単体の作品としてはお買得度は微妙なラインと感じる人もいそう。だが、そういう人でも『−姉・ゆり編−』も購入する予定があるならば特典でもらえる『−家族相姦編−』の存在を考えると最終的にはボリュームに納得できるんじゃないかと。3本セットならばパッケージ版もあるのでそれを購入するという選択肢もあるかな。システムのほうは、環境設定の決定とキャンセルがOSと逆配置になっているのがいただけないのとスキップが変なところで止まったりするのが気になるが、それ以外は特に不満のないプレイしやすいシステムだと思う。でもバックログは改善できる部分があるかな。メッセージウィンドウが残ったままその上にバックログを重ねて表示しているから、メッセージの重なる部分はシステム設定のメッセージウィンドウの設定次第では見づらく感じるかもしれないので、消してからバックログを表示するようにしたほうがよさそう。ユーザー側の運用でなんとかできるけど。個人的にはアドベンチャーゲームのシステムでスゴロクっぽく見せることができているというあたりの発想の柔軟性に感心したですね〜。

本作の見どころは、抵抗するのもむなしく体を操られてエスカレートしていくＨな行為。次はどのようなことを強いられるのかという不安に襲われる母と子の心理描写、そしてだんだんと禁断の快楽に溺れていくさまが楽しめるんじゃないかな。熟れた果実という感じの色気がにじみ出ているキャラ作りもイイ感じだね。ゲーム性はないようなものだから、ひたすら濃いエロを追求したい人にお薦めしたい。

   使い方

攻略

チャートが2つになっていますがエンディングは妊娠エンドひとつのみです。イベントの回収のために2回プレイするようになっています。それにしてもスゴロクで攻略チャートを作ることになろうとは思いもしなかったよぉ〜。

（by 天城螢）