Sweet Room〜ふたりだけの秘密の甘い空間〜

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小悪魔な妹とラブラブエロエロ

高谷成之は都会で一人暮らしをしている大学生。友人も少なく、最近では大学にも行かず引きこもり状態。そんな成之のアパートにやって来たのが、6年ぶりに再会した妹の唯依菜だった。唯依菜は受験のために、しばらく成之の部屋に泊まるというのだ。だけどそれは建前。唯依菜の本当の目的は、幼い頃から想いを寄せていた成之を誘惑することだった…。

このゲームの原画は以前リビドーで活躍していたJOY RIDE氏。リビドーが活動を停止して、どうなってしまったのかと思っていたので、こうやって復活してくれるのは嬉しいところ。リビドーの頃とは若干絵が変わってしまったような気もするけど、十分合格点でしょう。塗りも綺麗だしね。

ゲームの内容はというと、主人公の成之と妹の唯依菜がラブラブエロエロな毎日を送るというもの。唯依菜が積極的に成之を誘惑するというシチュエーションが多いので、ヒロイン主導型のＨが好きという人に向いていそうだ。いざＨが始まると唯依菜は感じやす過ぎて、メロメロになってしまうというのもいい感じだね。UNDEADの公式HPでは「ツンデレ？な妹とのふたりっきりの甘い数日間…」というアオリがあるんだけど、唯依菜の行動はツンデレというよりはイジワルな女のコという感じ。それだけだと、ただ単に性格の悪いヒロインということになってしまうんだけど、頻繁に唯依菜のモノローグが入ることでかなり印象が変わっている。モノローグの中でなぜ成之にイジワルをしたのか、唯依菜がどれほど成之を想っているかがわかるようになっているので、イジワルな行動もかわいらしく見えてしまう。ただ、ヒロインとなるキャラが唯依菜1人だけというのは評価が分かれるところかもしれない。ちょっとひねくれていて、意地っ張りな妹というキャラが好きな人ならばストライクゾーンだろうけど、妹属性のない人にとってはどこが面白いのかわからない…ということにもなってしまいかねない。このあたりはプレイヤーの好み次第ではあるんだけど、注意が必要かも。

©UNDEAD

Ｈシーンに関してはイベント数24と、なかなかの充実ぶり。ただし、内容的にはフェラと本番が中心で、ややバリエーションに乏しい感じがする。スク水やネコ耳といったコスプレＨや足コキ、緊縛といったちょっとアブノーマルなものもあるにはあるけど、唯依菜が誘惑→唯依菜が恥ずかしがりながらも感じてしまう→成之もノリノリに…という流れは変わらないので、変化があまり感じられないんだよね。ゲームのコンセプトを考えると鬼畜なＨとかは入れにくいだろうけど、Ｈの回数を重ねるごとにだんだん唯依菜が大胆になっていくとかすれば十分に変化をつけられたと思うんだけどね。ともあれ、ラブラブでエロエロというのは十分楽しむことができるので、特殊なシチュエーションのＨに拘りがないのならゲームを楽しむことができるんじゃないかな。

ゲームシステムはオーソドックスなコマンド選択型AVGで、特筆する部分はないけど不足もないというもの。システム自体が比較的軽いので、たいていの環境で快適にプレイできそうだ。なぜかメッセージスキップが勝手に解除されてしまうことがあって、繰り返しのプレイでちょっとイラつくこともあったけど、それほど致命的というわけでもないので、システム面に関しては今後に期待というところか。CG枚数も57枚となっていて、価格を考えればまずまずのコストパフォーマンスなので、妹属性のある人はプレイしてみてもいいかと。

   使い方

攻略

欲望のままに行動するとバッドエンド確定。もちろん、唯依菜を家に帰した場合もバッドエンドだ。ハッピーエンドをめざす場合は、あくまで理性ある行動を取ろう。

（by Suno）