ペルソナドライバー 霊姫

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女神の力で悪を撃つ！

ペルソナドライバーとは、人類が普遍的に持つ女神のイメージを具現化し、物理的にあり得ないパワーを発揮するパワードスーツの1種。ペルソナドライバー霊姫を持つ神代美姫は父を殺した仇敵、鬼魍猟馬への復讐のため、そして猟馬が率いる覇竜インダストリーの野望を打ち砕くために戦いを挑むのだった。

18禁ゲームで変身ヒロインものというと、ヒロインがピンチに陥りＨなイベントが発生というのが定番の展開。だけど、このゲームは主人公がピンチに陥り、勇気と友情で危機を乗り越えていくという、エロゲー的というより特撮変身ヒーローもの的な展開。基本的に主人公である神代美姫や仲間の氷室沙羅、菜波摩利香のＨシーンはナシ。かろうじて変身シーンで胸が見えるというレベルだ。Ｈシーンがあるのは敵の真瞳響華や神代亜美、サブキャラだけ。

©MAIKA

ここで終わってしまったらクソゲーの烙印を押されてしまうところだけど、このゲームはエンディングを見てからが本番。1度エンディングを見るとタイトル画面からOUROBOROSルートが選択可能になる。OUROBOROSルートは鬼魍猟馬を主人公とした、もしあの時〜していたらというifのストーリーを見ることができるもので、初回プレイのルートを表ルートとするなら、裏ルートともいえるシナリオだ。こちらのルートでは表ルートの鬱憤を晴らすかのようにエロ満載。表ルートではＨシーンのなかったメインヒロイン3人が徹底的に陵辱される。内容も6Pあり、街頭での公開陵辱ありと濃いものばかり。CGには多少癖があって好みが分かれそうだけど、個人的には予想以上のエロさで大満足。CG枚数も差分、立ちキャラ抜きで106とかなりのボリュームがあるので満足感は高いね。

Ｈ度では大満足のゲームではあったんだけど、納得のいかない点もあった。まず第1にシナリオが1本道で分岐がないこと。エロに力を入れるのは大歓迎だけど、ゲーム性皆無というのはいかがなものか。OUROBOROSルートはともかく、表ルートはシナリオの分岐を用意しても良かったんじゃないかな？　第2にテキストの使い回しが目立つこと。複数のイベントでCGを使い回すのはこのゲームに限らず良くあることだけど、このゲームではテキストも使い回している。しかもテキストをコピペした後に固有名詞の書き換えを忘れていたりするものだから、CGでは美姫が陵辱されているのに、テキストではまったく関係のないサブキャラが陵辱されているなどという訳のわからないことになっていたりする。テキストのコピペ以外でも説明口調のテキストが目立ち、本来なら盛り上がるべき部分が今一つ盛り上がらなかったりするのも問題。単にCGを見せたいだけならCG集として発売すればいいわけで、ゲームとして発売するからには、シナリオ、テキスト部分にもうちょっと力を入れて欲しかったなぁ。それ以外でも、ウインドウモードでプレイしていると勝手にウインドウが移動したりして、プレイしづらかった。次回作ではこのあたりを是非改善して欲しい。

オススメ度では☆4つをつけたけど、これはOUROBOROSルートでのエロさを評価してのもの。特に凜としたヒロインが陵辱され、屈辱にまみれるというシチュエーションが好きな人には最適だろう。CGのボリュームとあわせてかなり満足できるんじゃないかな。反対にゲーム性を求める人や、CGが好みじゃないという人はパスした方が正解かも。

   使い方

攻略

レビューでも書いたとおり、このゲームのシナリオは完全1本道。というわけで攻略チャートは必要ないような気もするけど、最短でクリアするためのチャートを掲載するのでプレイの参考に。表ルートでは1カ所だけCGが分岐するので、この部分はセーブしておくのを忘れないように。OUROBOROSルートで全ての選択肢を選べばコンプリートとなる。

（by Suno）