エッチしよっ！

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3人の女のコとＨな同居生活

両親が懸賞で海外旅行を引き当て、しばらくの間1人暮らしをすることになった逢坂勝巳。自由気ままな1人暮らしを楽しむはずが、幼なじみの水無瀬知佳と自称許嫁の大槻蓬がやってきた。知佳は勝巳の母親から、蓬は父親から勝巳の面倒を見るようにいわれたというのだ。さらには火事で焼け出された委員長、能瀬小奈美まで居候することに。3人から告白された勝巳は、Ｈな同居生活を始めるが!?

ゲームシステムは毎日誰とＨするかを選ぶだけというシンプルなもの。3人のヒロインは全員、主人公の勝巳を大好きという状態で登場するので、ゲーム序盤から全開のＨを楽しむことができる。3人が主人公にベタボレなので、Ｈはもちろん和姦オンリー。Ｈの方向性としては知佳がコスプレＨ、蓬がフェラを中心としたご奉仕系、小奈美がライトSMという感じ。ただ、そうしたキャラごとのカラーが出てくるのはゲーム後半。ゲーム前半は愛撫から本番という流れで、キャラごとの特色というのはあまり感じないかな。ヒロインが主人公を好きになった理由が判明するのもゲーム後半なので、余計にそう感じてしまうのかも。とはいえ、Ｈイベントの回数は1キャラにつき10回以上用意されているので、Ｈシーンのボリュームはかなりある。

©じぃすぽっと

残念なのは1つ1つのＨシーンの尺が短いこと。このゲームはシナリオよりもＨ重視のヌキゲーなわけだけど、イベントの尺が短すぎて、やや実用性に欠けるという印象。というか、このゲームの主人公、早漏すぎ。さらに、CGの使い回しが目立つのもマイナスポイント。実際にはCGは差分抜きで90枚ほどあるので、ボリューム的には十分ではあるものの、使い回しが目立つためか体感的な枚数はかなり少なく感じてしまう。Ｈイベントではフィニッシュが中出しが外出しかでCGが分岐するんだけど、CG回収に手間がかかる割に、回収するCGが他のイベントで使われたものの使い回しというのでは、ゲームをプレイするモチベーションが削がれてしまう。質より量で勝負というのであればイベントごとに別CGを用意して欲しかったし、質を追求するのであれば1つのイベントをもっとしっかりと描いて欲しかった。ゲームスタート時点で3人のヒロインは全員処女なのだから、Ｈに慣れてだんだんＨになっていく過程を描けば、かなり実用的に使えるイベントになったと思うんだけどねぇ。そして、プレイしていて一番気になったのが、主人公の性格。このゲームの主人公、我が儘というか自分勝手。まあ、リアルといえばリアルなんだろうけど、最後の最後で仕方なく3人の中から1人を選んだんだなんて主人公が言い出すのはどうなんだろう？　プレイヤーはヒロインに感情移入しながらプレイしているわけで、それを全否定するような発言をされてもねぇ…。逆に好き勝手な行動をしてきた主人公がヒロインに逆襲されるというハーレムルートは、かなり楽しむことができたけどね。

システムは最初に書いたとおり、誰とＨをするかを選ぶだけというもの。メッセージスキップやバックログなどもあり、この点で問題はなし。ただし、選択肢が表示されるとセーブができないというシステムは問題ありだ。このゲームにはシナリオの分岐を表すフローチャートが搭載されていて、このフローチャートを使って1度通過したシナリオなら好きなところに移動することができるようになっている。制作者側としてはセーブができなくてもこのフローチャートを使えば問題ないと考えたのかもしれないけど、フローチャートではイベントの最初にしか移動することができない。先にCGの回収がやりづらいと書いたのはそのためで、Ｈイベントの途中で出てくる分岐などはイベントを最初からやり直さなくてはならない。どこでも自由にセーブできるようにして欲しかったというのが本音だ。不満点はあるものの、全体的には致命的な部分もなく、標準的と言っていい内容。気に入ったキャラがいればプレイしても損はないかな。

   使い方

攻略

ゲームシステムは1人のキャラだけを選び続ければそのキャラのエンディング、3人を均等に選べばハーレムエンドとなる分かりやすいもの。チャートはフローモードを使用する都合上、上から順番にクリアすること。バッドエンドは専用のCGはないので、無理にクリアする必要はない。キャラ別エンドを見ると、アフターシナリオがプレイ可能になるので、これをクリアすればゲームコンプリート。

（by Suno）