ドキドキ母娘レッスン〜教えて♪Hなお勉強〜

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2組の母娘とＨなお勉強

大学生の主人公はゼミの先輩に、自分の代わりに家庭教師をやってほしいと頼まれる。世話になっている先輩と言うこともあって、引き受けた主人公。ところが熊谷亜里抄の家庭教師をするはずが、その友人の佐藤麻耶の家庭教師も引き受けることに。その上、母親の熊谷亜貴と佐藤那美は大人の魅力一杯の女性。主人公の家庭教師生活はどうなってしまうのか!?

『人妻♪かすみさん〜母娘と共同性活〜』の後継ともいえるゲーム。ノリというかテイストは変わらないものの、内容的にはかなり変化している。まず第1に『人妻♪かすみさん』では松原霞・未央母娘がメイン、サブヒロインとして霞の妹の浮島春海という構成だったのに対して、『ドキドキ母娘レッスン』では熊谷亜貴・亜里抄と佐藤那美・麻耶と母娘が2倍に増量。キャラ設定も控えめで恥ずかしがり屋な亜貴に明るく元気な亜里抄という熊谷家、お色気全開の那美とクールで勝ち気な麻耶という佐藤家と対照的。そして、なにより大きな変化がゲームシステムだろう。

©TinkerBell

このゲームは共通パートとなる前半部と、個別パートとなる後半部に分けることができる。これまでのTinkerBell作品は単純なコマンド選択型AVGだったけど、このゲームの共通パートではパラメータを採用。このパラメータによって熊谷家ルートと佐藤家ルートにシナリオが分岐するようになっている。TinkerBellのゲームは気軽にプレイできるのが美点だっただけに、複雑になりすぎていたら嫌だなぁと思っていたんだけど、これはまったくの杞憂。パラメータがあるといってもそれほど複雑なものではないし、ヒントもあるのでちょとしたコツさえ掴んでしまえば、それほど苦労することもないはず。それよりも、十分な長さの共通パートを用意することでキャラが立ったということの方が大きいと感じた。キャラに感情移入しやすくなって、Ｈシーンの魅力が増したという感じかな。エロが見たいだけなら「ゲーム」を買う必要はないわけで、CG集でいいわけだしね。ただ、共通パートではCG付きのイベントがほとんど起きないのは気になる。キャラの魅力をより引き出すという意味でも、CG付きのイベントをもう少し用意してほしかったな。

後半の個別ルートに入ると、前半部分の鬱憤を晴らすかのように怒濤のＨイベントラッシュ。純愛Ｈアリ、3Pアリ、コスプレアリとお腹いっぱいの内容。特に母娘が2組に増えたことで、3Pの組み合わせパターンが増えたことが大きいね。母×娘という組み合わせだけでなく、母×母とか娘×娘という組み合わせも楽しめる。3Pといっても修羅場になったり鬼畜な展開になることはないので、ドロドロしたシナリオはちょっと…という人は特に楽しめそうだ。そしてそんなＨシーンを引き立ててくれるのが、すめらぎ琥珀氏原画のCG。独特のムチムチした感じや、ポップな絵柄でありながら色気のあるところなどは素晴らしいですな。すめらぎ琥珀氏の描くちょっとたれ気味の巨乳はワンダフル！　イベントCGでも胸を強調したものが多いしね。ちなみにCG枚数は差分抜きで101枚と、十分なボリュームだろう。全体的に見て、丁寧に作られた良作という印象。『人妻♪かすみさん』ファンはもちろんだけど、「巨乳なんて大嫌いだ！」という人や「人妻なんて見たくなもない！」という人以外なら幅広くオススメできるゲームでしょう。

   使い方

攻略

共通パートでは熊谷家か佐藤家のどちらかに絞ってパラメータを上げていけば、スムーズに個別ルートに入ることが可能。個別ルートに入ったところでセーブをしておけば、エンディング回収がかなり楽になる。バッドエンドルートにもイベントがあったりするので、これらの回収も忘れずに。熊谷家、佐藤家の全てのエンディングを見ると、自動的にハーレムシナリオがスタートする。千鳥ルートは熊谷家、佐藤家のどちらのパラメータも低く抑えておけばOKだ。

（by Suno）