僕と4人の女教師

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4人の先生との純愛物語

主人公の渡辺瞬は、都内の学園に通う3年生。学力こそ人並みではあるものの、小柄で女のコと間違われるほどの容姿で、仲間たちからからかわれる毎日。ちょっとしたトラブルはあるけれど、平穏な学園生活。そんな学園生活は、女教師・園川香澄が赴任してきたことで終わりを告げる。瞬は美しく清らかな香澄に惹かれていくが…。

最初に書いておくと、この『僕と4人の女教師』は2006年4月の新作ではなく、2004年に発売されたゲーム。ゲーム内容は一切変更はなく、価格が8800円から4800円に改定されたもの。2004年当時に興味はあったものの、プレイしないままきてしまったので、価格改定で入手しやすくなったので購入してみた。

©TAKE OUT

TAKE OUTのホームページを見ると、「先生が教えてあげる系AVG」とアオリがあったりするけど、実際には純愛系のストーリーがメイン。メインヒロインの園川香澄は純情そのものだし、フェリア・神田＝モンデリヒトは処女、小坂真琴は生真面目な性格と、直球ストレートでエロエロっていう感じではないね。唯一、澤井涼子が色っぽいお姉さんという感じ。いずれにしても、「先生が教えてあげる系AVG」を期待してプレイすると期待はずれになってしまうかも。だけど、純愛系ゲームとして見ると、押さえるべきところはしっかりと押さえてあって、なかなか悪くはない感じだ。エンディングもしっかりとハッピーエンドだし。学生の主人公と女教師がつき合うことを学園中が認めているあたり、少々ご都合主義っていう感じもあるけどね…。Ｈシーンに関しても、エロメインのヌキゲーを期待していると物足りないかもしれないけど、純愛系ゲームとしては充実している方だろう。イベントは1キャラにつき3〜5。2回戦、3回戦もアリで実用性も十分だ。

ゲームシステムに関しては、ちょっと物足りない。このゲームは校内を移動してイベントを探していく、場所移動型のAVG。移動可能場所は12カ所と結構多い割に、移動先にどのキャラがいるのかのヒントがほとんど提示されない。プレイヤーはセーブ＆ロードを繰り返してイベントを探していくことになるんだけど、セーブをするためにはシステムメニューを開き、その中からセーブメニューを選ぶ必要がある。かなりの回数、この作業を繰り返さなくてはならないのでこれはちょっと面倒。クイックセーブがあればかなり快適になったと思うんだけどね。また、メッセージスキップが既読メッセージを強制的にスキップしてしまうのもいただけない。1度見たイベントでももう1度見たいこともあるわけで、スキップを停止するボタンくらいは付けてほしかった。致命的なところはないけど、かゆいところに手が届かないという印象かな。

全体的に見て、システム面で物足りない部分はあるけど価格を考えればコストパフォーマンスはかなり高い。もともとフルプライスのゲームとして作られたゲームだけに、ボリュームも十分。再販になって入手しやすくなっているし、女教師好きならプレイする価値アリ。CGが気に入ったなら価格以上に楽しめるはずだ。

   使い方

攻略

攻略順は特に決まっていないので、どのキャラからクリアしてもOK。2つの選択肢が併記してある部分はCG分岐ポイント。両方を見ておかないと回想モードが100％にならないので、この部分はセーブ＆ロードで回収すること。

（by Suno）