私立レイプ女学院／復刻版 私立レイプ女学院

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学院で獲物を求めて徘徊する悪徳教師

名門私立校の物理教師・西島は単位を餌に学生を食いものにしている。SM好きのサディストである彼は、成績の悪い学生を言葉でいたぶるのが楽しくて仕方がない。さらに相手の気が弱く、好みのタイプであれば強引に身体の関係を持ってしまう、そういった生活をしていた。今、目をつけているお気に入りは二年生の石関薫。赤点を取り、二度の追試も落としたのをいいことに、自分のものにしようとするのだが……。

©ANIM

単独攻略可能なヒロインは4人。そのうち学生は2人で残りは同僚であり、学園を舞台にしている割には意外とヒロインの平均年齢が高い。それとヒロインが少なくて不安を感じる人もいるかもしれないが、単発のＨイベントで登場するキャラもいるからそれほど心配しなくても大丈夫だと思う。

メインヒロインはもちろん原作のヒロイン石関薫で、西島に目をつけられた不幸な処女。初々しい彼女がさまざまな調教を受けて快楽に溺れていくストーリーが本作の魅力。メインヒロインだけあって、シナリオ展開によっては担任の女教師や母を巻き込んで複数のエンディングへ物語は分岐していく。

薫の相談を受けて凌辱地獄に絡め取られる新人教師の北川晴美も攻略可能なサブヒロイン。教え子である石関薫の様子がおかしい原因が西島にあると知り、物理準備室にまで踏み込んで脅してくる勝ち気な女性だ。晴美のルートは身の破滅を避けるために彼女の弱みを握って逆襲に転じるシナリオとなっている。攻略可能なもう一人の同僚で養護教諭の有坂美樹はレズッ気のあるサブヒロイン。こちらはレズの証拠をつかんで堕とすことになる。SM調教もあって、レズからどこまで男にこびるようになるのかがみものといえるかな。エンディングはそこまで行ったか、と軽い衝撃を受けてしまうかも？

サブヒロインの草間茉奈はバトントワリング部期待のエースだが、校則で学業が不振の者は対外試合出場を禁じられていることをタテにレイプされる。大会に出場するため、不本意ながら体を許しているこの娘は、原作小説にはいないゲームのオリジナルキャラだ。しかし、彼氏に開発されている体は本人の意志に反してすぐに快楽に溺れていく。毎回最初は嫌々奉仕するのに、徐々に気分を出して快楽に溺れていくのがいいね。また、設定をいかしてバトンなどの器具を使った調教もある。

ゲームのシステムのほうでは、メッセージ表示で1文字1文字の表示にウェイトが入るので少々いらつくかもしれません。また、文字サイズが小さいのに文字の横幅を80％ぐらいに圧縮していて、読みにくいのが気になるところ。原作が小説でストーリーに重みがあるでしょうに、読みづらくしているのは明らかにマイナスでしょう。システム的な問題はそれだけで、ほかはボイスリピートやバックログなどがあって、それなりに便利なシステムです。

CG鑑賞ルームは309個（復刻版は335個）の枠があるので一見大変そうだが、差分CGも別枠で登録されるタイプなので埋まるときはかなりの枚数が埋まっていくので焦らなくても大丈夫。回想ルームは60個（復刻版は66個）で、エロシーンのボリュームはまずまずといったところですね。ただ、スカトロシーンがそれなりの数あるため、好き嫌いははっきり分かれるかも……。自分はスカトロはちょっと遠慮したいんでお薦めの☆は3つにしてあるけど、別にOKとか、むしろ歓迎という人は4個以上と考えてもいいかなぁ？

本作をこれからプレイするのなら、シナリオが追加されている復刻版やDVDPGのほうがお薦めだと思います。本作の攻略が必要な人は、ANIM公式サイトの攻略ページを参照しましょう。

（by 天城螢）