ふたりの兄嫁

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3人のヒロインとのHは……

©Selen

主人公の富士見進也にはふたりの兄がいる。長兄の勇二、次兄の祥悟だ。両親は離婚し、母親は蒸発。以来、長兄が祥悟と主人公の面倒を見つつ、事業を興しては必死で働いていた。その勇二も3年前に結婚し、ようやく「家庭」を受け止められるようになったころ、ひとつの事件が起きた。次兄の幼馴染と称する美原あかねが押しかけてきたのだ。何でも幼いころ、祥悟と結婚の約束をして、それを果たすために来た、という。本当は、彼女との約束をしたのは進也なのだが……。しかし祥悟は、母親がいなくなったときの衝撃で女性不信に陥っており、女性としてあかねを見ていない。そこで長兄の嫁である紗由美が主人公へあるアドバイスをした。あかね自身も、手を出してこない次兄に対し、自分の体になにか欠陥があるのではないか、と思っているのだ。それを主人公が解決してくれれば……。こうして昼は長兄の嫁と、夜は次兄の嫁とSEXの練習をすることになった進也のエッチな奮闘が始まった。

最初のうちは紗由美との練習を通してHについての勉強を進めていく。夜のあかねとのHは、互いが不慣れのせいか、最初のうちはあまり進まない。というのも、パラメータの伸びは紗由美とのH、またあかねに試した回数によって増えていくからだ。なのであかねの興奮度はなかなか上昇しないが、ここは我慢しよう。2週目に入ると、うまくコマンドを選んでいれば「Finish」という選択肢が表示されて、好感度があがるようになる。ここまで来れるようになるのが第一関門で、これをクリアできればあとは比較的楽に進めるようになる。こういった段階を踏めばコマンドが増えていくので、一度軌道に乗ればそのまま勢いでクリアすることも可能だ。しかし、CGを制覇するとなると、途端に難しくなる。パラメータの関係で「この能力値がこの値のときに選ばないと見ることができない」といったCGが存在する(このあたりはSelenの調教SLG作品と共通)からだ。

ヒロインたちはそれぞれ魅力的。まずは紗由美。彼女とは昼間のH練習でしか会えないが、そのコマンドはあかねとのHが順調に進んでいれば増えていく。成熟した大人の肉体とH好きな性格とがあいまって、ウブな主人公を優しく手ほどきする。彼女だけにある「欲求不満度」をうまく利用すれは、校内で練習ではなく本番をしちゃうこともあるのだ。また、主人公と同じクラスで幼馴染み、加えて紗由美の妹でもある宮本静玖も、後半に主人公へとアタックしてくる−−その身体で。発育途上にある肢体をすべて見せてくれる。姉に対抗してか、はたまたあかねへの嫉妬か、処女を主人公へ捧げ、しかも調教相手になってくれる。そしてメインヒロインのあかね。最初のうちは主人公とのH練習をイヤイヤ受けている。しかし徐々に快感に支配されていき、同時に進也を受け入れはじめるのだ。嫌がっている顔が、次の日にはなんとなくほわわんとした表情になるから調教のし甲斐がある。そして、ある出来事を通して、主人公とひとつになったあとは……。

ゲーム期間は調教の度合い、また好感度に依存するので最初は何度もゲームオーバーになるかもしれない。しかしひとつずつ、地道に責めていくことでクリアは可能だ。調教、イベントCGの分岐は豊富で長く遊べるため、ぜひともプレイして、いろいろ楽しんでみよう。

（by 月面宙蛙）