SchoolDays -スクールデイズ-

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好意がやがて愛にかわり、成就したあとは……

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主人公・伊藤誠（いとう・まこと）にとって、毎日同じ電車に乗り合わせる彼女−桂言葉（かつら・ことのは）は、なぜか気になる存在だった。同じ学校に通う、ちょっと可愛い彼女を見ることで、その日は朝からなんとなく元気になれた。それはやがて好意へと変わっていく。

「携帯電話で好きな女の子の画像を撮り、それを3週間待ち受け画像にして、誰にも見られなかったら想いが叶う」、そんな噂にすがるかのように、彼は言葉を撮り、誰にも見られないようにしていた。同じクラスの女の子、西園寺世界（さいおんじ・せかい）が偶然にも彼の携帯を拾うまでは。しかし意外にも、世界は主人公のことを応援してくれるという。最初は3人で、だんだんと2人だけで……。暗黙の了解のもと、昼休みをともに過ごすことになる主人公と2人の女の子たち。やがて誠は勇気を振り絞って言葉をデートに誘う。言葉もOKしてくれて、すべてがうまくいった、と世界にお礼をいう主人公は、彼女の願いをひとつだけかなえることを約束する。彼女は、不意に誠の唇を奪うことで応えた。呆然とする誠をそのままにして電車に飛び乗る世界、その手に握られた携帯電話の待ち受け画像には、誠の姿があった−。

このゲームは、制限時間内に選択肢を選ぶ（選ばなくても可）ことによって女のコの好感度が変化し、ストーリーが変化していくもの。ほとんどすべてのキャラが喋るため、リアルタイムで聴きながらプレイするといい。彼女たちとの何気ない会話からヒントを見出し、合わせた会話を心がければそう難しくはない、のは最初だけ。先へ進むにつれ選択肢は増え、なかなか即答できないようなものが多くなってくる。ここは主人公の気持ちになって…といきたいところ。なにしろ誠クンはかなりモテモテで、言葉と世界のみならず同級生や後輩からもマークされているのだ。初志貫徹するか、それともほかのキャラとのエンドを目指すか、かなり悩むことになる。分岐も多く、思うようにいかないとこもあるはず。誠、しっかりしろよ！　と思わずディスプレイに向かって言ってしまうかもしれない。

Ｈシーンはフルアニメーション。苦労した分、感慨もひとしおだ。女のコたちは巨乳率が高く、たゆんたゆん揺れるさまを存分に楽しめる。愛撫で胸を責められて悶えるさまは必見だ。処女ばかりなのも嬉しい。また挿入シーンや射精後も非常ににいやらしく表現されている。初々しい秘所へ初めて受け入れる肉棒、快楽を受け入れて絶頂に達したあとのあふれ出る精液、といった描写は、このクオリティ高いアニメーションでしか味わえないといっても過言ではない。もちろんオーバーフロー得意の孕みもある。自慰やフェラ、パイズリといったアニメも堪能できるぞ。Ｈしたらそれで終わり、というわけではなく、その後も何度か肌を重ねあって互いを受け入れあう姿は、物語の重厚さをいや増している。とはいえ展開によっては衝撃的な場面もあるので覚悟しておこう。

そのエロさと物語とで、プレイヤーの記憶に残る作品といえる。

（by 月面宙蛙）