.fuckVol.2〜咲夜編〜

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電脳受付嬢をハッキングしたらどんな設定でＨしちゃう？

今回は『かなえ編』に続いて、2作目『咲夜編』のレビューをお送りしやす。前作のヒロインかなえはロリ系ヒロインだったけど、今回はモデル体型の美人お姉様タイプ。電脳受付嬢のデータを改ざんし、娼婦のような扱いをするという設定には、ちょっとツンツンした感じの咲夜が一番ハマってる感じがするね。通常時と淫乱時の落差があってグッド！　咲夜に性器の状態や性交の状況を説明させる場面があるんだけど、「うほっ、クールな美人受付嬢がこんな言葉を言っちゃいますか！」ってな感じでツボにはまりますな。お姉様キャラが好きな人は2作目から買ってみて、気に入ったら他の作品にも手を伸ばしてみるのもいいかも。誰のシナリオからプレイしても問題ないシステム構成なので、お気に入りだけをチョイスしていくのも悪くない。

©BLACKRAINBOW

今作のＨシーンは、お姫様・チャイナ・ヴァンパイアの3種類と、エンディング用衣装の計4種類。ゲームシステムはコマンド選択のAVGで、どの衣装を着せるか決定し、次ぎにどんな設定でＨするか指定するだけでOK。例えばチャイナドレスを選んだら後、「咲夜と恋人関係」でＨするか、「自分が皇帝」という立場でＨするか決める感じ。途中目隠しをしてＨするか否か、のようなCG差分に関係する選択肢もあるが、基本的には難易度が低めでＨに集中できるバランスだ。ただ、シチュエーションは豊富でＨ重視の作りなんだけど、1シナリオに約3枚というCG枚数が少し残念なところ。これは『かなえ編』でも指摘したけど、低価格ソフトとしては18シーンでも充分成立してるとは思う。しかし、他社の低価格ソフトでCGモードが40シーンという驚きのボリュームを誇るゲームも登場した。低価格ソフトファンは「安いのにCGがこんなに多い」という分かり易い部分を評価するので、今後はボリュームアップの方向で検討してもらえると嬉しいなぁ。

まぁ、ソフト単体だと少しもの足りない感じもするけど、2本・4本と買い足すごとにオマケをダウンロードできるので、これはこれでアリなボリューム設定かもしれない。でも、個人的にはオマケを追加してくれるなら、3Pイベントやハーレムエンドを追加して欲しかったな。例えば、今回で『かなえ編』と『咲夜編』が揃うので、かなえ＆咲夜3Pイベント条件を満たしたワケだ。この状態でゲームを再プレイすると隠しルートが開けて、本編で3Pイベントが楽しめるみたいな感じはどうだろう？　そして、全巻そろえるとハーレムエンドでウハウハ気分も味わえるって感じなら、本編のボリューム感もグッと強化できると思う。もし次の低価格ソフトシリーズをリリースする予定があったら、こういったオマケの採用も検討して欲しいなぁ〜。

とまぁ、ちょっと辛口気味なレビューになったけど、ゲーム構成部分（絵・シナリオ・音響など）の完成度は高い。選択肢が表示中にはセーブができない、というような低価格ソフトにありがちな制約もないしね。商品パッケージの質感は高いので、お気に入りのヒロインがいたら遊んでみてほしい。

（by イ・ヤン提督）